大谷観音から戸室山へ [登山]
今日(2/22)は大谷観音に行ってきました。ここはたぶん中学の遠足で行った記憶があるのですが、それ以来の訪問です。ここが山門です。
中に入ると半分岩にめり込んだ大谷寺があります。
その昔このあたり一帯は大小の岩が屏風のように連なっていて、その中は広く平らに広がり、大谷と呼ばれていたそうです。岩下から湧き出した川には毒蛇が住んでいて時々毒水を流したため、里人たちが大変困っていました。その話を伝え聞いた弘法大師が毒蛇の谷に入っていき毒蛇を退治して去って行きました。去った後の洞窟には千手観音、不動明王そして毘沙門天が彫ってありました。これらの三尊を祀り仏教を信仰するようになったのが大谷寺の始まりだそうです。なお大谷寺内は撮影禁止のため、参拝ガイドから撮影しています。
その後平和観音を参拝します。高さは88尺といいますから26.4mでしょうか。これは第二次世界大戦の敵味方の戦死傷者を弔うために彫られたそうです。実は私は、ここに来るまでこれが大谷観音と思っていました。子供のころの記憶とはいえお恥ずかしいことです。
周りの奇岩も見て回った後帰ろうとすると茶店がありました。覗いてみると『おしるこ』の文字が目に入りました。迷わず入り席に着くと、テーブルの上に昔話のようなものを書いたチラシが置いてあります。読んでいくと『戸室山』の案内も書いてありました。店のおばさんと世間話をしながら、行き方を教えてもらいます。
登山口はすぐ分かりました。大きな鳥居の両脇にそれぞれ5台ぐらい止められる駐車場があります。
石段を登っていくと狛犬が迎えてくれます。左側は玉を、右側は子犬を守っています。
登りきると梅も咲いていました。
神社の裏手を回ってさらに登っていきます。大きな岩小屋もありました。数人ならば問題なく泊れそうです。
ちょっとした岩伝いの道を登っていくともう頂上です。こんな低山で見通しもよくないのに、三角点まであるのにはびっくりしました。
下山にかかります。ちょっと脇にそれると面白い形の岩があります。
近寄ってみるといい展望台がありました。向こうに霞んで見える三角峰は足尾の『袈裟丸山』でしょうか?この山も昔、道に迷いながら歩いたことがあります。天気が良ければもっと日光側の山も見えるかもしれません。
名残を惜しみながら下山しました。昔なら見向きもしなかったような山でも、登ってみるといろいろな発見があります。大谷観音だけではちょっと物足りない感じでしたが、立ち寄った茶店から面白い経験をさせてもらいました。ちょっとしたサプライズの半日でした。
中に入ると半分岩にめり込んだ大谷寺があります。
その昔このあたり一帯は大小の岩が屏風のように連なっていて、その中は広く平らに広がり、大谷と呼ばれていたそうです。岩下から湧き出した川には毒蛇が住んでいて時々毒水を流したため、里人たちが大変困っていました。その話を伝え聞いた弘法大師が毒蛇の谷に入っていき毒蛇を退治して去って行きました。去った後の洞窟には千手観音、不動明王そして毘沙門天が彫ってありました。これらの三尊を祀り仏教を信仰するようになったのが大谷寺の始まりだそうです。なお大谷寺内は撮影禁止のため、参拝ガイドから撮影しています。
その後平和観音を参拝します。高さは88尺といいますから26.4mでしょうか。これは第二次世界大戦の敵味方の戦死傷者を弔うために彫られたそうです。実は私は、ここに来るまでこれが大谷観音と思っていました。子供のころの記憶とはいえお恥ずかしいことです。
周りの奇岩も見て回った後帰ろうとすると茶店がありました。覗いてみると『おしるこ』の文字が目に入りました。迷わず入り席に着くと、テーブルの上に昔話のようなものを書いたチラシが置いてあります。読んでいくと『戸室山』の案内も書いてありました。店のおばさんと世間話をしながら、行き方を教えてもらいます。
登山口はすぐ分かりました。大きな鳥居の両脇にそれぞれ5台ぐらい止められる駐車場があります。
石段を登っていくと狛犬が迎えてくれます。左側は玉を、右側は子犬を守っています。
登りきると梅も咲いていました。
神社の裏手を回ってさらに登っていきます。大きな岩小屋もありました。数人ならば問題なく泊れそうです。
ちょっとした岩伝いの道を登っていくともう頂上です。こんな低山で見通しもよくないのに、三角点まであるのにはびっくりしました。
下山にかかります。ちょっと脇にそれると面白い形の岩があります。
近寄ってみるといい展望台がありました。向こうに霞んで見える三角峰は足尾の『袈裟丸山』でしょうか?この山も昔、道に迷いながら歩いたことがあります。天気が良ければもっと日光側の山も見えるかもしれません。
名残を惜しみながら下山しました。昔なら見向きもしなかったような山でも、登ってみるといろいろな発見があります。大谷観音だけではちょっと物足りない感じでしたが、立ち寄った茶店から面白い経験をさせてもらいました。ちょっとしたサプライズの半日でした。
2010-02-22 20:53
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コメント(8)
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大谷観音、昨年私も行きました。岩の中に掘り込んだ建物、すごいですねー。でも戸室山の存在は知りませんでした。今度行ってみようと思います。
by drumusuko (2010-02-23 23:08)
本当の大谷観音は千手観音なのでしょうか。
私も外に立っている観音様だけを拝んで帰って来ました。
by nikkin (2010-02-25 10:45)
半分岩にめり込んだ大谷寺、インパクト大です!
面白い形の岩、どのような経緯でそこにあるのか気になりますね!
by joyclimb (2010-02-25 22:15)
おどさん
niceありがとうございます。
drumusukoさん
ホントに低山であっという間に登れてしまいます。弘法大師にまつわる伝説もあります。
nikkinさん
誤解は私だけじゃなかったんですね(^o^)
大谷寺に入ると千手観音がライトアップされてます。
joyclimbさん
たしかにクラックが入ってるのか、後から乗せたのか悩むような形です。
by tochimochi (2010-02-26 22:34)
すんごいところにお寺を建てたものですね。
観音像なんて日本じゃないような雰囲気すらありますね。
by sinjitsu (2010-03-07 22:19)
sinjitsuさん
はじめに洞窟があって、弘法大師が観音像を彫りこんでそれを覆う形で寺が出来たのでしょうね。
by tochimochi (2010-03-08 23:06)
二枚目の写真 すごいでやすねー
なんか夢の中の風景みたいに非現実的でやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2010-03-10 21:51)
ぼんぼちぼちさん
大きな岩が落ちてきそうですよね。仏教というのは非現実的なものを信心するのでしょうか。
by tochimochi (2010-03-11 23:21)