愛宕山~吾国山・陽だまりハイク [登山]
せっかく茨城に戻ったのですから、これから茨城の山も紹介していきたいと思います。
最高峰は茨城、福島、栃木三県に跨る『八溝山』で標高は1022mです。そして1000mを越える山はこれ一つしかありません 茨城の名峰としては筑波山(876m)、男体山(654m)などがありますが、男体山については以前袋田の滝とともに記事としました。今回は茨城の代表的なハイキングコースと言われる愛宕山~吾国山の縦走コースに行くことにしました。
12/16の朝、常磐線の岩間駅から出発します。朝日がまぶしいです
車道沿いに歩いて途中からハイキングコースに入ります。ここは桜の並木になっていました。
この長い石段はけっこうきつい登りでした
登り切ると愛宕山神社は目の前です
参道を西に折れ、歩いていくと駐車場があります。実はこの山は車で登れてしまうのです。ここから見事な雲海が見えました 前日の雨のおかげでしょう。
しばらく車道を歩いた後ようやく山道に入り、登っていくと南山展望台が見えてきました。
展望台の下は展望が良くありませんが、登ってみると一変します。『おっ、スカイツリー』と思いましたが方角的に違っていました 水戸方面の橋のようです。
さらに西側に目を転ずると富士山も見えました
小さいアップダウンを繰り返し、団子石を過ぎたところで筑波山が間近に見えました この近さはやはり茨城の山です。
獅子ヶ鼻を過ぎると屏風岩と名のついた岩壁がありました もしやと思って近寄ってみるとスラブの壁面にボルトが打ってありました でもこれだけ立派な垂壁だとフリーでは無理のような気がします。それとも今のクライミングは登ってしまうのか・・・。
難台山に到着しました。後から来た方と反対側から登って来た方と、3人で暫しおしゃべりタイムとなりましたやはりこのコースは評判がいいようです。華やかさはありませんが、いろいろ見所があり 飽きさせません。低山の宿命で展望はよくありませんが、それでも所々眺めを楽しめます
お二人に別れを告げ、吾国山に向けて歩いていきます。ところが間もなく、追い付いて来る方がいました。振り返ると先ほど難台山でご一緒した方でした。そして音もなく追い越されて しまいました。後ろから見ると、まるで重力など無いように登って行きます。私より明らかに年上と思われるのに・・・呆気に取られて しまいました。以降はBさんと仮称します。下りでは追い越しましたがまた登りで・・・。途中にはスズラン群生地への分岐がありました。これはまた再訪しなければなりません。
抜きつ抜かれつで道祖神峠に降りてきました。車道を横切ってさらに登っていきます。
ここからは急登となります諦めて先に行っていただきました
いよいよ吾国山です。あと一踏ん張りです。
吾国山に着きました。Bさんはゆっくりお茶 していました。私もザックを下ろしました。そしてお年を聞くともうすぐ73歳・・・。さらに登山口までは水戸から自転車という健脚ぶり 開いた口が塞がりませんでした。山の嗜好も私と合っているようで皇海~白根ルートは行きたいと言っていました
結局30分近くもおしゃべりしてしまいました。ここからは下るだけです イチョウの絨毯がありました。
さらに下っていくと落ち葉の絨毯、この季節はフカフカの道を歩くのが楽しみです。そしてまたBさんが追い付いてきました。下まで降りてまた登り返して帰るそうです。う~ん、言うことがありません
車道に出てさらに福原駅まで歩いていきます。北関東道が見えてきました。
福原駅 は踏切まで大回りしたところにありました。やっと山行の終了です。
今回歩いたルートです。天気もよくいろんな風景を楽しめ、また面白い出会いもあった快適なハイキングでした。日だまりハイクにしては暑い位の陽気でした。
それにしてもBさんの歩きは脅威的でした。若い方でもペースを合わせられる方は少ないでしょう。登りも下りもペースが変わりません。
このコースは桜の木が多く、春には格別の眺めとなるでしょう。それにスズラン も楽しみです。来春にはまた花便りをレポート したいと思っています。
最高峰は茨城、福島、栃木三県に跨る『八溝山』で標高は1022mです。そして1000mを越える山はこれ一つしかありません 茨城の名峰としては筑波山(876m)、男体山(654m)などがありますが、男体山については以前袋田の滝とともに記事としました。今回は茨城の代表的なハイキングコースと言われる愛宕山~吾国山の縦走コースに行くことにしました。
12/16の朝、常磐線の岩間駅から出発します。朝日がまぶしいです
車道沿いに歩いて途中からハイキングコースに入ります。ここは桜の並木になっていました。
この長い石段はけっこうきつい登りでした
登り切ると愛宕山神社は目の前です
参道を西に折れ、歩いていくと駐車場があります。実はこの山は車で登れてしまうのです。ここから見事な雲海が見えました 前日の雨のおかげでしょう。
しばらく車道を歩いた後ようやく山道に入り、登っていくと南山展望台が見えてきました。
展望台の下は展望が良くありませんが、登ってみると一変します。『おっ、スカイツリー』と思いましたが方角的に違っていました 水戸方面の橋のようです。
さらに西側に目を転ずると富士山も見えました
小さいアップダウンを繰り返し、団子石を過ぎたところで筑波山が間近に見えました この近さはやはり茨城の山です。
獅子ヶ鼻を過ぎると屏風岩と名のついた岩壁がありました もしやと思って近寄ってみるとスラブの壁面にボルトが打ってありました でもこれだけ立派な垂壁だとフリーでは無理のような気がします。それとも今のクライミングは登ってしまうのか・・・。
難台山に到着しました。後から来た方と反対側から登って来た方と、3人で暫しおしゃべりタイムとなりましたやはりこのコースは評判がいいようです。華やかさはありませんが、いろいろ見所があり 飽きさせません。低山の宿命で展望はよくありませんが、それでも所々眺めを楽しめます
お二人に別れを告げ、吾国山に向けて歩いていきます。ところが間もなく、追い付いて来る方がいました。振り返ると先ほど難台山でご一緒した方でした。そして音もなく追い越されて しまいました。後ろから見ると、まるで重力など無いように登って行きます。私より明らかに年上と思われるのに・・・呆気に取られて しまいました。以降はBさんと仮称します。下りでは追い越しましたがまた登りで・・・。途中にはスズラン群生地への分岐がありました。これはまた再訪しなければなりません。
抜きつ抜かれつで道祖神峠に降りてきました。車道を横切ってさらに登っていきます。
ここからは急登となります諦めて先に行っていただきました
いよいよ吾国山です。あと一踏ん張りです。
吾国山に着きました。Bさんはゆっくりお茶 していました。私もザックを下ろしました。そしてお年を聞くともうすぐ73歳・・・。さらに登山口までは水戸から自転車という健脚ぶり 開いた口が塞がりませんでした。山の嗜好も私と合っているようで皇海~白根ルートは行きたいと言っていました
結局30分近くもおしゃべりしてしまいました。ここからは下るだけです イチョウの絨毯がありました。
さらに下っていくと落ち葉の絨毯、この季節はフカフカの道を歩くのが楽しみです。そしてまたBさんが追い付いてきました。下まで降りてまた登り返して帰るそうです。う~ん、言うことがありません
車道に出てさらに福原駅まで歩いていきます。北関東道が見えてきました。
福原駅 は踏切まで大回りしたところにありました。やっと山行の終了です。
今回歩いたルートです。天気もよくいろんな風景を楽しめ、また面白い出会いもあった快適なハイキングでした。日だまりハイクにしては暑い位の陽気でした。
それにしてもBさんの歩きは脅威的でした。若い方でもペースを合わせられる方は少ないでしょう。登りも下りもペースが変わりません。
このコースは桜の木が多く、春には格別の眺めとなるでしょう。それにスズラン も楽しみです。来春にはまた花便りをレポート したいと思っています。
2012-12-19 23:01
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コメント(21)
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おはようございます^^
陽だまりハイク良いですよね~この時期。
桜の時期スズランの時期、それぞれに楽しめますね。
Bさんは戻られて、つまり往復されたのでしょうか? 明治、大正、昭和一桁、あるいは10年代の方々は概ね強靭でいらっしゃる^^
by mimimomo (2012-12-20 06:50)
5枚目の雲海素晴らしいですね~~~
それにしてもtochimochiさんを軽く抜かれていかれるなんて・・・
凄すぎる!!
by よしころん (2012-12-20 08:49)
雲海が幻想的ですね。
富士山が見えるほど天候も良く、岩場もあって楽しそうですね。^^
次は桜とスズランの時期に再訪ですか。
楽しみが増えましたね。
by のら人 (2012-12-20 08:51)
駅から駅へ、なんだかのんびりと歩いていられるようですが
これ、距離どのぐらいあるのでしょう?
時間によっては行ける可能性も・・・。(^^)
陽だまり山行、スズランの頃と、良さそうですね。
by nousagi (2012-12-20 12:15)
素晴らしい雲海ですね。
山の高さと雲海とはあまり関係なさそうですね。
by nikkin (2012-12-20 13:41)
皆さん、niceやコメントありがとうございます。
mimimomoさん
花の時期はもちろん紅葉、冬枯れのこの時期も楽しめます。
ただ夏は暑くて大変と思います ^^
Bさんは往復には違いないのですが難台山~吾国山までのコースです。
でも確かに強靭でした。
よしころんさん
こんな低山で見れるのですから条件が良かったですね。
いえいえ、私などは足弱です ^^
でもすごかったです。
のら人さん
とにかく素晴らしい天気でした。
仰るとおり幻想的な雲海でした。
やはり岩場に血が騒ぎましたか ^^
機会があれば登って見てください。
nousagiさん
ルート地図の下に表示されていますが、16.8Kmです。
でもアプローチは車道ですのでスピードアップが出来ます。
難台山~吾国山でも面白い山行が楽しめます。
ぜひお出かけください。
nikkinさん
ありがとうございます。
高山の雲海とは色、形とも違いますが、低山では幻想的な雰囲気になってこれもいいものでした。
by tochimochi (2012-12-20 22:07)
素晴らしい雲海ですね^^
林が島のように見えます!
by joyclimb (2012-12-20 22:47)
茨城の山は、確かに標高は1000mに満たないものがほとんどですが、男体山など大変魅力的な山が多いと思います。
愛宕山~吾国山の縦走路も、大変魅力的ですね。
拝見していて、出かけてみたくなりました。
特にあの屏風岩には興味津々です。
それから、73歳のBさんのパワー!
驚きです。
このレベルには到底達し得ないと思いますが、息長く山登りを楽しみたいなと、しみじみ思いました。
by 伊閣蝶 (2012-12-20 22:54)
見下ろすと雲海、いい景色ですね。\(^o^)/
いつも思います、 神社の階段はなんてキツイことか?
筑波山や加波山の直ぐ近くなんですね。 いつか行きます。
by Jetstream777 (2012-12-20 23:36)
joyclimbさん
ありがとうございます。
低山のため山ではなく林が見えるところがみそですね^^;
伊閣蝶さん
このコースはわりと変化があって楽しめると思います。
やはり屏風岩に目がいきましたか(^-^)v
ぜひ登ってみてください。
Bさんの歩きにはビックリでした。
継続は力なりと思いました。
Jetstreamさん
ほんとに神社の石段はきついですね。
それに長いです。
ここは筑波山の展望台ですね。
ぜひお出かけ下さい。
by tochimochi (2012-12-21 07:01)
この方角からの筑波山を初めて見ました。貴重な写真をありがとうございます。
稲田には行ったことがあります。自宅玄関の御影石は稲田産です。
いろいろ楽しみ多いコースでしたね。
by a-silk (2012-12-21 08:13)
雲海を臨んで、富士山を見ながら登れるいいお山ですね~。
しかもすずらん群生地があるなんて、お花の時期も良さそう♡
それにしても水戸から自転車で、登り返してしかもtochimochiさんを
追い越す73歳、恐るべし!!
by hidamari (2012-12-23 15:37)
幻想的な雲海素晴らしいですね!
by マンチ軍団 (2012-12-24 05:38)
a-silkさん
これからは茨城の山を紹介することも多くなると思います。
楽しみにしていてください。
hidamariさん
低山のわりに展望もいい山でした。
桜とスズランも楽しみです。
ほんとに素晴らしい健脚の方でした。
マンチ軍団さん
高山だとすごい迫力の雲海となるのですが、低山だと幻想的になるのが面白いですね。
by tochimochi (2012-12-24 15:46)
雲海がとても幻想的でいいですよね^^
富士山も見えて、岩もあり盛りだくさんですね
by ひろたん (2012-12-24 18:48)
雲海がすばらしいですね!
絵心はありませんが、絵(水墨)を描きたくなるような光景です!
by sinjitsu (2012-12-24 20:59)
こんにちは^^
今朝はとても寒い朝で土が凍っていましたが、今は歩くと汗ばむ暖かさ。
モンベルに行って冬山用のズボンを仕入れてきました(^0^
by mimimomo (2012-12-25 13:57)
ひろたんさん
低山ゆえの幻想的な雲海でした^^;
そして見所も多い山でした。
sinjitsuさん
そうですね、水墨画のような雲海でもありますね。
絵でもかいてみるのもいいかもしれません^^
mimimomoさん
冬用のズボンゲットですか。
暖かくていいですね。
これで厳冬期でもでかけられますね^^
by tochimochi (2012-12-25 18:43)
なかなか変化のある、面白そうなコースですね~。
雲海も、水墨画のようで、すてきですね。また、富士山も見えるなんて、すばらしいですね。
by drumusuko (2012-12-29 13:44)
低い雲海綺麗ですね~
私も撮ってみたい風景です。
by CARRERA (2012-12-30 16:34)
来年も宜しくお願い致します
今年はさまざまな写真をありがとうございました^^
by ひろたん (2012-12-30 23:27)