古賀志山・ヤマガラスの旅・その3 [登山]
日目の朝です。空を見ると天気予報どおりに覆われています。でもまだ高曇り、降り出すには時間がありそうです。早めに出発することにしました。今日は観音様を探す予定です と言っても木にどなたかが彫りつけたものです。これまでも探そうとしたのですが分かりませんでした
北コースの途中からこの木橋を渡って行きます。
お花畑への分岐を過ぎると尾根が見えてきました東稜の枝尾根です。
この尾根をつめていくともみじ谷への分岐に出ます。ここで枝道から登って来る方がいました。聞いてみると観音様は向こうの尾根に居るということでした。もみじ谷を渡って行きます。
反対側の尾根に着きました。たぶんこの尾根が観音ルートと思います。下りながら探してみましたが見つかりません 杉林まで下りたところで諦めて登り返しました
この尾根は過去にも登ったことがあります。岩場が2箇所あります。
イワカガミの花園もあります これでもまだ満開ではありません。1Wくらい早かったようです。
登りつめていくと東稜見晴らしへの出口が見えてきました
見晴らしにつくと小が降り出してきました。やはり早めに下山したほうがよさそうです。ちょうど登ってきた方に聞いてみると、やはり観音様はあの尾根に居るようでした。
東稜を下りることにします
鎖場を2つほど下りたところで左に廻りこんで先ほどのもみじ谷分岐に出ました。やはり未練が残っています もみじ谷を渡ってまた観音ルートを下ってみました。しかしやはり見つかりません。先ほどと同じところで登り返し、東稜に戻りました
しかし傷心をこの爽快なが眺めが癒してくれました ^^;
途中チゴユリが・・・今日は丸ボケにこだわってみました
下りきると車道に出ます。車道を渡り、反対側の道から赤川ダムに戻りました。いつもと反対側からのダムの眺めは新鮮でした。鏡像がいい感じです
湖面をバックのヤマツツジも・・・
芝生広場を過ぎて管理センターに立ち寄っていろいろお話を聞くことができました。
私の不勉強ですが、日本の山は殆どが私有地ということでした。多くの登山者がその私有地に、断わり無しに入って行けるのは地主さん達の心の広さ故とのことでした。
その私有地である古賀志山の御岳山に最近、ベンチやテーブルが有志によって設置されました。登山者にとっては快適に休めるようになってうれしいことなのですが、地主さんにとっては迷惑施設でしかありません。近いうちに撤去するという掲示がされているとのことでした。しかし昨日私が御岳山に行った時はその掲示が誰かによって取り払われていました
また赤岩山付近の猿岩ではを伐ってしまうということも起こっています。展望の邪魔になるということでしょうがこういう身勝手さは大いに批判されるところです。
さらに火事騒ぎも何回か起こっています ヘリで赤川ダムの水を汲み、消火している写真も見せていただきました。たぶん山菜採りの方のタバコの火の不始末だろうということでした。
これらのことはKさんからも聞いていたのですが、写真を見せていただくことによって深刻さも理解できるようになりました。山を訪ねることによって多くの感動を得ている私達です。地主さん達との無用のトラブルは避けなければなりません。そしてそれは最低限のマナーを守ることで可能と思います。山に入らせていただいているという謙虚さが必要と感じました。
今回歩いたルートです。観音様は見つけることができませんでした 今後の課題でもあります。
3日間通して歩いた全ルートです。マスクメロンのようにルートが入り組んでいることが分かります。この中にも外にもまだまだあるはずです。何しろ100以上のルートと言われていますから・・・ 予定ではヨコバイタテバイルートも歩くことにしていたのですが、天候を考えてパスしてしまいました 山から山への渡り歩きそして人とのふれあいは山行を充実したものとしてくれました また機会があればトライしてみようと思っています。
北コースの途中からこの木橋を渡って行きます。
お花畑への分岐を過ぎると尾根が見えてきました東稜の枝尾根です。
この尾根をつめていくともみじ谷への分岐に出ます。ここで枝道から登って来る方がいました。聞いてみると観音様は向こうの尾根に居るということでした。もみじ谷を渡って行きます。
反対側の尾根に着きました。たぶんこの尾根が観音ルートと思います。下りながら探してみましたが見つかりません 杉林まで下りたところで諦めて登り返しました
この尾根は過去にも登ったことがあります。岩場が2箇所あります。
イワカガミの花園もあります これでもまだ満開ではありません。1Wくらい早かったようです。
登りつめていくと東稜見晴らしへの出口が見えてきました
見晴らしにつくと小が降り出してきました。やはり早めに下山したほうがよさそうです。ちょうど登ってきた方に聞いてみると、やはり観音様はあの尾根に居るようでした。
東稜を下りることにします
鎖場を2つほど下りたところで左に廻りこんで先ほどのもみじ谷分岐に出ました。やはり未練が残っています もみじ谷を渡ってまた観音ルートを下ってみました。しかしやはり見つかりません。先ほどと同じところで登り返し、東稜に戻りました
しかし傷心をこの爽快なが眺めが癒してくれました ^^;
途中チゴユリが・・・今日は丸ボケにこだわってみました
下りきると車道に出ます。車道を渡り、反対側の道から赤川ダムに戻りました。いつもと反対側からのダムの眺めは新鮮でした。鏡像がいい感じです
湖面をバックのヤマツツジも・・・
芝生広場を過ぎて管理センターに立ち寄っていろいろお話を聞くことができました。
私の不勉強ですが、日本の山は殆どが私有地ということでした。多くの登山者がその私有地に、断わり無しに入って行けるのは地主さん達の心の広さ故とのことでした。
その私有地である古賀志山の御岳山に最近、ベンチやテーブルが有志によって設置されました。登山者にとっては快適に休めるようになってうれしいことなのですが、地主さんにとっては迷惑施設でしかありません。近いうちに撤去するという掲示がされているとのことでした。しかし昨日私が御岳山に行った時はその掲示が誰かによって取り払われていました
また赤岩山付近の猿岩ではを伐ってしまうということも起こっています。展望の邪魔になるということでしょうがこういう身勝手さは大いに批判されるところです。
さらに火事騒ぎも何回か起こっています ヘリで赤川ダムの水を汲み、消火している写真も見せていただきました。たぶん山菜採りの方のタバコの火の不始末だろうということでした。
これらのことはKさんからも聞いていたのですが、写真を見せていただくことによって深刻さも理解できるようになりました。山を訪ねることによって多くの感動を得ている私達です。地主さん達との無用のトラブルは避けなければなりません。そしてそれは最低限のマナーを守ることで可能と思います。山に入らせていただいているという謙虚さが必要と感じました。
今回歩いたルートです。観音様は見つけることができませんでした 今後の課題でもあります。
3日間通して歩いた全ルートです。マスクメロンのようにルートが入り組んでいることが分かります。この中にも外にもまだまだあるはずです。何しろ100以上のルートと言われていますから・・・ 予定ではヨコバイタテバイルートも歩くことにしていたのですが、天候を考えてパスしてしまいました 山から山への渡り歩きそして人とのふれあいは山行を充実したものとしてくれました また機会があればトライしてみようと思っています。
2013-05-13 22:00
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コメント(15)
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イワカガミ可愛い花ですね。
by hayazou2002 (2013-05-14 07:30)
里山の割に奥が深いですね、古賀志山は。 ^^
地主さんと上手くやっていくのは結構大変な事で、クライマーは限られた岩場を守るため必死だったりしますが、一部ハイカーの方々が傍若無人な振る舞いをされるのでしょうか。
数々の岩場と赤松のMIX、風光明美な古賀志山をいつまでも気持ち良く通えるように、ありたいですね。
by のら人 (2013-05-14 08:21)
おはようございます^^
観音様に会えなかったのは残念なことでしょうが、素敵な萌黄色、お花たちに出会えて良い山行でしたね。
白いイワカガミも素敵。ピンクのは見ますが白は少ないですよね。
山は私有地が多いのですか? それは知らなかったです。でも例え国有地であろうと私有地であろうと、大事にしないといけないですね。たばこの火の不始末なんてもってのほかです。
by mimimomo (2013-05-14 08:33)
日本の山が殆どが私有地とは、知りませんでした。
どんどんモラルの低下が進むこの国で、せめて山を愛する方には、思いやりを持った行動を期待したいですね。
by a-silk (2013-05-14 08:53)
観音様、見つからなかったんですね。
これだけのコースを歩かれているのに
いまだ歩いてないところがあったり、
見つからないものがあったり、
奥深い山ですね。
ところで、お泊まりはキャンプか何かでしたか?
by nousagi (2013-05-14 12:20)
すごいバイタリティーですね。
完全に脱帽です。
by nikkin (2013-05-14 18:44)
イワカガミの花園が、素敵ですね。
by テリー (2013-05-14 19:06)
皆さん、niceやコメントありがとうございます。
hayazouさん
ふだん見かけるイワカガミはピンクですがここでは白い花が咲きます。
かわいいですが大群落となるのでビックリします。
のら人さん
昔ですが神奈川の鷹取山でロッククライミング禁止になりそうになったことがあります。
地主さんたちの理解を得ることが大事ですね。
確かに大多数の登山者の自然に対する思いは間違いないと思います。
ここに限らず感動の残る山行をするためにマナーを守ることを啓蒙したいですね。
mimimomoさん
古賀志山だけでなくこの近くの山でも白でした。
この付近はそういう種が多いのかもしれませんね。
いろんな思いでを作ってくれた山ですから課題が残った方がまた行こうというモチベーションになります。
私有地の件はやはりご存じなかったですか。
どちらにしろ自然は大切にしないといけませんね。
a-silkさん
やはりご存知ではなかったですか。
この頃は山ガールも増えています。
山から多方面にモラル向上の動きが広がっていけばいいですね。
nousagiさん
確かにに歩けば歩くほど面白くなっていく山ですね。
一つぐらい課題が残った方が次のモチベーションになります。
その1で触れていますが登山口のキャンプ場を使用しました。
nikkinさん
いえ、3日間の旅行を楽しんだようなものです。
安上がりで充実したものでした。
by tochimochi (2013-05-14 19:39)
歩かれたコース、Google Earthの3D地図に掲載されているのでわかり易いです。 麓にキャンプインして巡廻するのは楽しそうですね。
バラエティーに富んだコースがいいですね、飽きない、何度も登りたくなるのは分かります。
山至上主義の教条的な山やさんもいますが、自分を律して山に登らさせていただいているという感謝の思いが必要なのかなと思います。
by Jetstream777 (2013-05-14 22:59)
歩かれたコース、Google Earthの3D地図に掲載されているのでわかり易いです。 麓にキャンプインして巡廻するのは楽しそうですね。
バラエティーに富んだコースがいいですね。 この山のファンの方が飽きない、何度も登りたくなるのは分かります。
tochimochiさんの仰る通り。 山至上主義の教条的な山やさんもいますが、自分を律して、山に登らさせていただいているという感謝の気持ちが必要なのかなと思います。
by Jetstream777 (2013-05-14 23:02)
古賀志山、楽しそうな岩場あり、新緑あり、お花ありで、いつ拝見しても良い山だなあと感じます。
前にも書きましたが、私はまだ古賀志山の山頂まで登ったことがない(クライミングには出かけましたが)ので、是非とも登ってみたいと思いました。
日本の山は、登山道も含めて私有地であることが多く、仰るような問題はどこでも大なり小なり抱えています。
ほとんどの場合は、地主さんのご好意のもとに登らせて頂いているわけで、その辺りの関係がこじれて、両神山の白井差新道のように要予約、入山料徴収といった対策を採らざるを得ない状況となった事例も結構あるようです。
私などが通っていた丹沢広沢寺の岩場も、危うく立ち入り禁止になりそうになったことがありました。
私有地に無断で立ち入ると、場合によっては不法侵入になることもあるわけで、登山者もその意識を持って入山すべきなのだろうと、私も思います。
山に入らせて頂いている謙虚さ、正にそれを忘れないことが大切だと改めて感じました。
by 伊閣蝶 (2013-05-14 23:24)
岩、すごい山ですが、いつもながらルートを探しながら、
キャンプしてと、さすがtochimochiさんはワイルドですね。
白いイワカガミの花園、これはとても素敵な場所ですが、山奥過ぎて
私などには辿りつきそうにないです。
本当にきれいですね。
ダム湖に映る花も美ししです。
by はるか (2013-05-15 01:20)
イワカガミやチゴユリ、可憐に咲いていますね~!
3日間の登山、とても充実した登山でしたね。自分が登っているかのような感じでした。
by drumusuko (2013-05-15 18:27)
面白いコースですよね^^
岩の感じがとても素敵です。
ダム湖に映る花も美しい・・・・
Google Earthの3D地図に掲載されているのでより分かりやすいですね。こんどこのようにしたいのですが
現在はスマホでGPSを使っているが精一杯です^^;
山奥ですよね。
by ひろたん (2013-05-15 22:25)
テリーさん
たぶんこの尾根が一番の花園と思います。
あまり人が入らないためうまく育っているのでしょうね。
Jetstream777さん
今回は集中していろんなルートを登ろうという計画がうまくいきました。
そしてますます嵌りそうです ^^;
やはりそれなりの理由がありますね。
自分を律するというとおこがましいですが、山は楽しむものという考えに立てばやはりそれに対する感謝の念も生じてきます。
伊閣蝶さん
やはりご存知でしたか。
両神山の問題ははじめて知りました。
広沢寺は2,3度行ったことがあります。
スラブ系の岩で歯が立たなかった記憶がありますが、ここでもそのような問題があったのですか。
鷹取山と同じく地主さんたちとの協議を重ねられたのでしょうね。
今は楽しむことをモットーにしていますので楽しませていただいている山に感謝するばかりです。
はるかさん
いえ、低山ですからルートを探すと言ってもそれほどのことはありません。
ちょっと間違えては引き返すというようなことは良くやります。
花園も山奥というほどではありません。
岩場を越す必要はありますが、ロープがありますから・・・。
花が咲いてたせいもあるでしょうが、いつもと反対側から見るダム湖は新鮮でした。
drumusukoさん
この時期はイワカガミとチゴユリがあちこちに見られます。
ニリンソウは惜しいことをしましたが・・・。
>自分が登っているかのような感じ
ありがとうございます。
そう言っていただけるのがうれしいです。
ひろたんさん
低山ですがルートも見所もいっぱいの山です。
ダム湖があるのもいいですね。
3D表示にするのは難しくありません。
GPSのログを貼り付けてビューポイントの角度を変えるだけです。
お試しください。
by tochimochi (2013-05-15 23:52)