奥久慈・男体山~白木山~高崎山周回 [登山]
2月に奥久慈の袋田~男体山を往復したとき、白木山に行ってきたというパーティーに出会いました。ヤマレコでも記録が紹介されていたので気になってはいたのですが、なかなか行く機会がありませんでした。梅雨時で近場の山を考えていたとき、ふっとこの山が思い浮かびました。折角なので男体山から縦走して安寺・持方林道を戻る周回コースを計画してみました。
6/23の朝、大円地登山口から出発しました。梅雨の晴れ間のいい天気のようです。緑の男体山が爽やかでした
健脚コースに入ると初めから急登で汗ばんできました 枝尾根に上がるとちょっとした岩場が続きます。
オカトラノオが咲いていました。よく見るとこんな小さな花の集合体なのですね。
そして男体山にニッコウキスゲが咲くとは知りませんでした
ホタルブクロもほんのりと灯っています
さらに岩場を過ぎるとあずま屋のある主稜線です
男体山頂です。いつの間にか雲が多くなっていました。キアゲハも休憩していました
展望はいまいちですが、緑の山々は癒されます
先程の分岐まで戻り、主稜線を袋田方面に歩いていきます。なだらかな木陰の道は涼しく、ほっとさせてくれました
白いホタルブクロもありました。
白木山分岐に着きました。ここからは未踏の道です。
名前が分かりません キリンソウです アングルは気に入ってるのですが・・・。
山腹をトラバース後、尾根沿いの道を下ると林道にでました 林道を右折して少し行くと白木山への登山口です
階段を登り尾根に乗るとロープの張られた急登の斜面になりました
ロープは山頂直下まで張られています。展望は良くありませんがここで昼食とします
ここから尾根沿いに歩いていくと恋人峠というところに出ます。ほんとに人気のないところで逢瀬を楽しむにはいいのでしょうが、ちょっと寂しい道です。
寂しい山道にはギンリョウソウが良く似合います
さらに歩いていくと林道に出て持方集落の一角です。林道の反対側に高崎山の登山口がありました
程なく高崎山です。山名板があるのみで展望もありません
尾根沿いに歩いていくと安寺への分岐がありましたが、『展望台』の案内板に惹かれて通り過ぎました。そしてやっと男体山頂以来の展望の開けたところに出ました
先程の分岐に戻って林道に出るのがルートです。しかしこの斜面を降りても行けるのではないかと、樹林との際を降りていきました。果たして林道が見えてくるとその手前は大きく落ち込んでいます どうやら手前に沢があるようで、ヤブもひどそうです。
でも近くまで下りると下流に段差の少ないところがありそうです。幸い沢もたいしたことはなく、やっと林道に出ました。ここから安寺~持方~大円地と続く林道を延々と歩いて戻らなければなりません
持方集落にはトイレ付きの駐車場がありました。ここを起点に白木山に登るのでしょう。
ここを過ぎ大円地へと向かう林道で休んでいると軽トラックのおじさんが止まってくれました。心の声を押し殺し、『大丈夫ですよ』。
やっと大円地を過ぎ、さらに歩いて出発点の駐車場に戻りました
今回歩いたコースです。奥久慈の新たな山を歩くことができました。男体山以外は誰にも会わず、静かな山歩きでした。高崎山周辺は生活道路にもなっているようです。でも正直、変化の少ない単調なルートでした 高崎山から展望台を経ての下りでようやく緊張の一瞬がありましたが・・・ 今回のように周回コースとして歩くのには適したルートでしょう。
それにしても男体山にニッコウキスゲとはうれしい発見でした それも6月に開花とはやはり低山ゆえでしょうか。その他にもいろいろな花に出会えたのも男体山再発見の一日でした。
6/23の朝、大円地登山口から出発しました。梅雨の晴れ間のいい天気のようです。緑の男体山が爽やかでした
健脚コースに入ると初めから急登で汗ばんできました 枝尾根に上がるとちょっとした岩場が続きます。
オカトラノオが咲いていました。よく見るとこんな小さな花の集合体なのですね。
そして男体山にニッコウキスゲが咲くとは知りませんでした
ホタルブクロもほんのりと灯っています
さらに岩場を過ぎるとあずま屋のある主稜線です
男体山頂です。いつの間にか雲が多くなっていました。キアゲハも休憩していました
展望はいまいちですが、緑の山々は癒されます
先程の分岐まで戻り、主稜線を袋田方面に歩いていきます。なだらかな木陰の道は涼しく、ほっとさせてくれました
白いホタルブクロもありました。
白木山分岐に着きました。ここからは未踏の道です。
山腹をトラバース後、尾根沿いの道を下ると林道にでました 林道を右折して少し行くと白木山への登山口です
階段を登り尾根に乗るとロープの張られた急登の斜面になりました
ロープは山頂直下まで張られています。展望は良くありませんがここで昼食とします
ここから尾根沿いに歩いていくと恋人峠というところに出ます。ほんとに人気のないところで逢瀬を楽しむにはいいのでしょうが、ちょっと寂しい道です。
寂しい山道にはギンリョウソウが良く似合います
さらに歩いていくと林道に出て持方集落の一角です。林道の反対側に高崎山の登山口がありました
程なく高崎山です。山名板があるのみで展望もありません
尾根沿いに歩いていくと安寺への分岐がありましたが、『展望台』の案内板に惹かれて通り過ぎました。そしてやっと男体山頂以来の展望の開けたところに出ました
先程の分岐に戻って林道に出るのがルートです。しかしこの斜面を降りても行けるのではないかと、樹林との際を降りていきました。果たして林道が見えてくるとその手前は大きく落ち込んでいます どうやら手前に沢があるようで、ヤブもひどそうです。
でも近くまで下りると下流に段差の少ないところがありそうです。幸い沢もたいしたことはなく、やっと林道に出ました。ここから安寺~持方~大円地と続く林道を延々と歩いて戻らなければなりません
持方集落にはトイレ付きの駐車場がありました。ここを起点に白木山に登るのでしょう。
ここを過ぎ大円地へと向かう林道で休んでいると軽トラックのおじさんが止まってくれました。心の声を押し殺し、『大丈夫ですよ』。
やっと大円地を過ぎ、さらに歩いて出発点の駐車場に戻りました
今回歩いたコースです。奥久慈の新たな山を歩くことができました。男体山以外は誰にも会わず、静かな山歩きでした。高崎山周辺は生活道路にもなっているようです。でも正直、変化の少ない単調なルートでした 高崎山から展望台を経ての下りでようやく緊張の一瞬がありましたが・・・ 今回のように周回コースとして歩くのには適したルートでしょう。
それにしても男体山にニッコウキスゲとはうれしい発見でした それも6月に開花とはやはり低山ゆえでしょうか。その他にもいろいろな花に出会えたのも男体山再発見の一日でした。
2013-06-30 22:00
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コメント(19)
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おはようございます^^
相当長いルートを歩かれたようですね。どのくらいの時間がかかったのでしょう?健脚でいらっしゃいますね。
さすが『昔の山男』でいらっしゃいますが、今も山男ですね^^
黄色いお花はキリンソウ《ベンケイソウ科 キロンソウ属》でしょう。
by mimimomo (2013-07-01 07:33)
恋人峠・・・
ちょっと無理あるかな~~(笑)
暑くはありませんでしたか?
これからの山は暑さとの戦いでもありますね。
あ、虫も・・・^^;
by よしころん (2013-07-01 07:59)
人気の少ない山での、沢山のお花が素晴らしいですね。 ^^
特にゼンテイカ。 あるんですね。
この時期の濃い色の緑も、良いですね。
by のら人 (2013-07-01 08:09)
こういう周回の仕方もあるんですね。
でも結構長いし、大変そうです。
展望がない頂上は登りがいがないです・・・ね。(^_^;)
by nousagi (2013-07-01 09:40)
皆さん、niceやコメントありがとうございます。
mimimomoさん
それほどの距離ではありませんが林道歩きはただ長いだけで疲れました。七時間くらいでしょうか。
キリンソウですか、ありがとうございます。
さすが良くご存じですね
よしころんさん
>ちょっと無理あるかな
やはりそう思いますか ^^
回りの風景からして明らかにミスマッチでした。
まだこの日はしのげる暑さでした。
私は虫も寄り付かない体質のようで、今のところ大丈夫です。
のら人さん
ゼンティカ?調べてしまったではないですか ^^
植物大臣でもありますね。
濃い色の緑、そうなんですよ。
いよいよ夏という気にさせてくれました。
nousagiさん
あの尾根を往復するのは芸がないと思い,周回コースにしてみました。
でも思った以上に林道歩きは疲れました。
展望のない山だったことも一因だったかもしれません。
by tochimochi (2013-07-01 19:41)
これはまた素晴らしいロングコースですね。
梅雨の時期に訪れる晴れ間は、宝物のように美しいのですが、正しくそんなお天気を彷彿とさせてくれます。
花にもたくさん出会え、新緑にも恵まれ、羨ましく思いました。
ところで、この黄色い可愛い花、葉っぱをみると、何となくコメツブツメクサのようにも思えますが、微妙に花が違うようで自信がありません。
それから、優しい軽トラックのおじさん。私なら載せてもらっちゃったかも(^^;
by 伊閣蝶 (2013-07-01 22:06)
藪漕ぎもあるバリっぽい道もあり、16KM以上ありそうな長いコースですね。標高差があまりないようですが、アップダウンが小刻みにありそう。
いつもいろんなコースをよく調べられているようで、感心します。 やがては私も、ここぞ私の山域と云える山歩きをしたいです。
花は種類が一杯あって”識別ができない花”ばかりです。 写真アップしても、花の名前が書けない、 私の悲しさ。 (笑)
by Jetstream777 (2013-07-01 22:54)
伊閣蝶さん
ちょうど晴れの予報となっていたので行ってきました。
やはりこの時期の好天は貴重ですね。
男体山は思いがけず色々な花に出会うことができましたが、期待していた白木山はちょっと物足りない感じでした。
でも周回するとまた価値のあるコースとなってきます。
黄色の花は別の方に教えていただきました。
キリンソウのようです。
Jetstream777さん
このバリ道が実はこの山行のハイライトでした ^^
緊張は一瞬でしたがエスケープルートを見つけられてよかったです。
いえ、近場の山を物色してるだけです。
Jetさんのような行動力が眩しいです。
by tochimochi (2013-07-02 07:21)
奥久慈男体山、展望も良さそうですね。ニッコウキスゲは沢山咲いていたのでしょうか。
久慈山系の山は、低山ですが、山歩きの楽しさが味わえますね。
by ヴェール (2013-07-02 21:49)
これからの山登りは、急な天候の変化が心配ですね。
緑も濃くなって山々が清々しいです。
by a-silk (2013-07-03 08:52)
ご訪問&コメントありがとうございます^^
初めてのルートをいくときは緊張ですよね..
でも..いい景色です....やっぱり自然はいいですね(^^)
by alba0101 (2013-07-03 11:29)
奥久慈には子供たちが小さい頃にキャンプや川遊びをした、
懐かしい処です。
山には登ったことはありません。
温泉もいくつか回り、軍鶏入りのお蕎麦がとてもおいしかったです。
たくさん歩かれましたね。花もたくさん、楽しい山歩きですね。
by はるか (2013-07-03 16:36)
奥久慈にもなかなか面白そうな山々が連なっていますね~。
また、今回はたくさんの山野草も紹介されていて、いいですね~!!
6月後半にすでにニッコウキスゲが咲いているのも、なかなか珍しいのではないでしょうか。
by drumusuko (2013-07-03 18:14)
こんばんは
ホタルブクロのお花を見たかったですよ。
小さいころ、よく見たお花で親しみがありますから・・・
暑い・・・
虫はどうでしたか、それから苦手な爬虫類はどうですか・・
by ひろたん (2013-07-03 19:48)
ヴェールさん
ニッコウキスゲは10本くらい咲いていました。
岩山の中ですから群生になるのは大変でしょうね。
男体山は低山のわりには展望がいいです。
ここから袋田に抜けるコースが人気があります。
a-silkさん
仰る通りこの時期は天気が心配です。
そのため近場の山にしました。
緑も大分濃くなって癒されました。
alba0101さん
そうなんです。緊張しました。
でもそれだけに期待感もあります。
自然はいろんな顔を見せてくれます。
はるかさん
川遊びというと下小川や上小川辺りですか。
あの辺はキャンプ場もあって楽しめますね。
今回はいろんな花を見られたのが収穫でした。
by tochimochi (2013-07-04 07:43)
drumusukoさん
今回は未踏の山を歩いてみました。
他にも色々ありそうです。
仰る通り6月のニッコウキスゲは珍しいですよね。
私も新発見でした。
ひろたんさん
低山ですから里山で見られる花も多かったですね。
暑さは稜線に出てしまうとさほど感じませんでしたが、林道歩きは堪えました。
爬虫類は幸い出会いませんでした。
by tochimochi (2013-07-04 08:00)
ヒッチハイクの指サインも出さないのに止まってくれる…。
山の人たちの心は暖かですね。
ギンリョウソウは人目につかないところを好んで出るものですが、どこからでも見えるところで見ると、不気味さがありませんね。
by nikkin (2013-07-04 09:04)
nikkinさん
ここは生活道路ですから地元の方は親切ですね。
観光できている方はこうはいきません。
ギンリョウソウはたしかに不気味な感じがする植物ですね。
もう慣れてしまいましたが•••。
by tochimochi (2013-07-05 19:32)
山の中でよく花を見つけられるもんですねー。
キリンソウの黄色っぷりや背景のボケっぷりがNiceです!
by sinjitsu (2013-07-07 21:14)