鷹取岩から篭岩へ・新たな誘惑 [登山]
紅葉はいよいよ低山まで下りてきました。もう少し楽しむために奥久慈の鷹取岩を計画しました。2013年の12月にも行きましたが、この時に足を延ばさなかった篭岩山も含めて歩いてみることにしました。しかし地図には篭岩山へのルートは載っておらず、若干の不安もありました。
2015/11/01の朝、男体山へのアプローチ途中の湯沢温泉付近から出発しました。林道をとぼとぼと歩いていくと大円地越に着きました。ここを右に分岐します。なお左に行くと男体山への一般コースです。
尾根に上がると男体山の横顔が見えました。
すぐ紅葉のトンネルになりました。意外と色づいてます
しかし日陰のところはまだまだです。
日当たりのいいところは見事ですが・・・
枯れた笹が勢揃いしていました ここでも初夏には花が咲いたのでしょう。
ここは岩稜コースと言われています。振り返って見るとその様子がわかると思います。それほどの岩場はありませんが、所々の展望が素晴らしいです
いつの間にか紅葉を纏った入道岩に着きました。kilkennyさん曰く、『入道岩の側頭部』です。ここで単独の方が休憩していました。この山域に魅せられて年間20回以上入っているそうです。『それでは私も来年から・・・』、「そんなこと言わずに今年から、冬も面白いです」と誘惑されてしまいました。
鷹取岩を過ぎ分岐点にきました。前回はここから右に分岐して下山しました。今回は左の篭岩方面に行きます。
いったん沢筋に下ってから登り返し、尾根に上がります。そこから右に回り込んで尾根を詰めると篭岩山でした。展望はよくありませんが、三角点『武生山(たぎゅうさん)』があります。
少し東に行くと今日一番の展望台がありました。筑波山方面です。
こちらは鍋足山方面です。絵に描いたような雲が印象的でした。
さらに歩いていくと岸壁がありました。岸壁沿いには道がなさそうなので目の前の谷筋を下りました。赤テープもあったのですが、どうも様子がおかしいです。登り返して岸壁に近づいてみるとその陰に岩場の道がついていました
ここを登ると急降下になります。そしてさらに岩場が続いていました。7~8mは有ったでしょうか、カップルのパーティがロープを出して準備中でした。傾斜は写真で見るよりは有ります。
先に越えていくとおだやかな道が続いていて、ほっと一息です
篭岩展望台への標識があったので、寄道しようと思いましたが見当たりません。引き返してみると先ほどのカップルが休憩中でした。行き方を教えてもらい、ついでに不動滝に下りるコースが面白いとのことでそちらに行くことにしました。
ここが篭岩です。岩に大きな穴が多数開いていて、これを篭に見立てたようです。
展望台へはこの梯子を登ります。高度感があって緊張するところです。しかし登りきると眺めは素晴らしいです。
展望台を下りて先に進むと鎖場が現れ、やがて沢沿いの道となります。この沢が湯沢です。
そのまま下りていくと立派な鳥居がありました。そしてその対岸に水の涸れた不動滝がありました。
そこを過ぎると北富田集落にでました。後は道沿いにテクテクと歩いて湯沢温泉に戻りました。
今回歩いたルートです。岩稜を交えた縦走路から沢の下降へと至る変化のあるルートでした。所々の展望も申し分ありません。篭岩山から先がハイライトと思います。ルートを教えていただいた方も「しょっちゅう来ている、冬はさらに面白い」と言ってました。入道岩で会った方もそうでしたが、この山域に魅せられている人は少なくなさそうです。他にも沢筋も含めていろいろなルートがあるようです。私も仲間入りしようかと思ってしまいました。
2015/11/01の朝、男体山へのアプローチ途中の湯沢温泉付近から出発しました。林道をとぼとぼと歩いていくと大円地越に着きました。ここを右に分岐します。なお左に行くと男体山への一般コースです。
尾根に上がると男体山の横顔が見えました。
すぐ紅葉のトンネルになりました。意外と色づいてます
しかし日陰のところはまだまだです。
日当たりのいいところは見事ですが・・・
枯れた笹が勢揃いしていました ここでも初夏には花が咲いたのでしょう。
ここは岩稜コースと言われています。振り返って見るとその様子がわかると思います。それほどの岩場はありませんが、所々の展望が素晴らしいです
いつの間にか紅葉を纏った入道岩に着きました。kilkennyさん曰く、『入道岩の側頭部』です。ここで単独の方が休憩していました。この山域に魅せられて年間20回以上入っているそうです。『それでは私も来年から・・・』、「そんなこと言わずに今年から、冬も面白いです」と誘惑されてしまいました。
鷹取岩を過ぎ分岐点にきました。前回はここから右に分岐して下山しました。今回は左の篭岩方面に行きます。
いったん沢筋に下ってから登り返し、尾根に上がります。そこから右に回り込んで尾根を詰めると篭岩山でした。展望はよくありませんが、三角点『武生山(たぎゅうさん)』があります。
少し東に行くと今日一番の展望台がありました。筑波山方面です。
こちらは鍋足山方面です。絵に描いたような雲が印象的でした。
さらに歩いていくと岸壁がありました。岸壁沿いには道がなさそうなので目の前の谷筋を下りました。赤テープもあったのですが、どうも様子がおかしいです。登り返して岸壁に近づいてみるとその陰に岩場の道がついていました
ここを登ると急降下になります。そしてさらに岩場が続いていました。7~8mは有ったでしょうか、カップルのパーティがロープを出して準備中でした。傾斜は写真で見るよりは有ります。
先に越えていくとおだやかな道が続いていて、ほっと一息です
篭岩展望台への標識があったので、寄道しようと思いましたが見当たりません。引き返してみると先ほどのカップルが休憩中でした。行き方を教えてもらい、ついでに不動滝に下りるコースが面白いとのことでそちらに行くことにしました。
ここが篭岩です。岩に大きな穴が多数開いていて、これを篭に見立てたようです。
展望台へはこの梯子を登ります。高度感があって緊張するところです。しかし登りきると眺めは素晴らしいです。
展望台を下りて先に進むと鎖場が現れ、やがて沢沿いの道となります。この沢が湯沢です。
そのまま下りていくと立派な鳥居がありました。そしてその対岸に水の涸れた不動滝がありました。
そこを過ぎると北富田集落にでました。後は道沿いにテクテクと歩いて湯沢温泉に戻りました。
今回歩いたルートです。岩稜を交えた縦走路から沢の下降へと至る変化のあるルートでした。所々の展望も申し分ありません。篭岩山から先がハイライトと思います。ルートを教えていただいた方も「しょっちゅう来ている、冬はさらに面白い」と言ってました。入道岩で会った方もそうでしたが、この山域に魅せられている人は少なくなさそうです。他にも沢筋も含めていろいろなルートがあるようです。私も仲間入りしようかと思ってしまいました。
2015-11-07 20:00
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コメント(15)
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おはようございます^^
篭岩山に行かれましたか^^
tochimochiさんなら大したことではないでしょう。わたくしは
篭岩山から明山方面へ行きましたが、篭岩山の登りと下りはちょっと緊張しましたよ。
これで何時間くらいの歩きなんでしょう?
by mimimomo (2015-11-08 07:48)
変化に富んだ山域でコースによってはプラスアルファの楽しみになりそうですね。地元の山でも知らないルートがありますがこのように記録に残して頂くと参考になるので助かりますね。
by g_g (2015-11-08 09:43)
昨日はどうも。大子か、面白そうな山ですね。
by 低山 (2015-11-08 11:13)
岩場が多そうで怖そうですね。^^;
自分はあの急な梯子を見ただけで怯えますよ。(笑)
by のら人 (2015-11-08 13:27)
あら~またいいお山を見つけられたのですね!
冬も登場しそう!?ですね^^
by よしころん (2015-11-08 18:56)
変化に富んだコースですね!
岩稜コースからの見る紅葉の岩尾根、良い感じですね^^
by joyclimb (2015-11-08 19:21)
奥久慈には面白そうな山・ルートがありますね。 ハシゴ、岩にかこまれたスリリングは感じですね。 また、新たな発見で、いろんなルートを極められるんでしょう。 地図を眺められて、次はどのコースをと思案されるんでしょう。 楽しみが増えましたね。
by Jetstream (2015-11-08 20:45)
皆さん、niceやコメントありがとうございます。
mimimomoさん
やはり篭岩山に行かれていましたか。
あそこの岩場では緊張しながらも楽しまれたのではないでしょうか。
あまり人の行かないところと思っていましたが、意外と人気があるのですね。
所要時間は7時間ちょっとでした。
g_gさん
この山はあまり人が入らないと思っていましたが、認識を新たにしました。
変化に富んだコースで、沢筋も含めればエリアも広くなります。
できるだけ参考になるように記録は残したいと思っています。
低山さん
昨日は期待通り楽しい時間でしたね。
大子というと男体山と袋田くらいしかないと思っていたのですが、なかなか面白いルートがあります。
雪も少ないので冬季の山行にはいいと思ってます。
のら人さん
いえいえ、博士にはハイキングコースですよ。
梯子などはスキップで登られるのではないでしょうか ^^
よしころんさん
そうですね、面白い山の仲間入りをしそうです。
雪も少ないので冬季の山行にはいいかなと思ってます。
joyclimbさん
色々と楽しませてくれるコースでした。
この日は快晴だったので紅葉も見ごたえがありました。
Jetstreamさん
奥久慈というと男体山と袋田くらいしかないと思っていましたが、意外と面白いコースでした。
この山域に憑りつかれる方たちの気持ちがわかる気がしました。
ここは鍋足山のようにどこでも歩ける山ではなさそうなので、ルート選択は慎重にする必要がありそうです。
おっしゃる通り、地図読み&情報集めと楽しみが増えました。
by tochimochi (2015-11-08 22:21)
紅葉きてますね!
そして青空が気持ちいいー。
おっしゃる通り、少し雲があったほうが絵になりますね!
by sinjitsu (2015-11-08 23:39)
あら、これはまた
足繁く通われる山になりそうですね。(^^)
できれば林道は省略したいですが・・・。
by nousagi (2015-11-09 00:12)
帰りは温泉に寄られたのでしょうか
楽しそうなところですねぇ~♪
by ぷらすけ (2015-11-09 18:40)
sinjitsuさん
大分場所のばらつきがありますが、きれいな紅葉でした。
快晴の登山は気持ちがいいですが、雲も絵になることに気が付きました ^^
nousagiさん
>足繁く通われる山になりそうですね。(^^)
そうなるかもしれません ^^
林道を歩かないルート取りもできそうです。
ぜひお出かけください。
ぷらすけさん
温泉には寄りませんでした。
寄ればよかったですね。
色々ルートが取れそうで楽しいところになるような予感です ^^
by tochimochi (2015-11-09 22:31)
奥久慈も秋真っ盛りという感じですね。
この山域にはなかなか足を伸ばせませんが、こんなに素晴らしい景色を拝見すると、やっぱり行きたくなります。
仰る通り、冬も面白そうですね。
by 伊閣蝶 (2015-11-10 23:59)
伊閣蝶さん
日当たりのいいところは見事な紅葉でした。
私もそうでしたが、この山域は足を運ぶ方は少ないでしょうね。
でも熱烈なファンもいるようです。
雪も少ないですから冬も歩いてみようかと思ってます。
by tochimochi (2015-11-12 22:53)
奥久慈の紅葉は有名ですよね。天気も良く、きれいな紅葉も見れて最高の登山でしたね。なかなか変化のある山で、面白そうですね!
by drumusuko (2015-11-15 13:27)