庚申山・果たしてコウシンソウは [登山]
梅雨らしい天気が続いていました。おかげで山行予定も2週続けて流れてしまいました。何処に行こうとしていたかというと庚申山です。この山に咲くコウシンソウを見たくなったのです。しかし今年は花が早いです。5月末には咲いてしまったという情報もありました。不安を抱えながらも、久しぶりに晴れ予報となった日に行ってみました。
2018/06/24の朝、銀山平から出発しました。初めは庚申川沿いの林道歩きです。カエデ類が多く紅葉絶景の道でもあります。
一の鳥居に到着しました。ここから登山道となります。
道は水ノ面沢に沿って続いています。
色んな名前の付いた岩があります。これは夫婦蛙岩ピッタリですね。
変わった花が咲いていました。ギンリョウソウに似ていますが・・・ 調べてみるとショウキランでした。葉緑体を持たない腐生植物です。
猿田彦神社跡を過ぎると、布団干しをしている庚申山荘に着きました。小屋前のバイオトイレは臭いもなく快適でした。
小屋の裏に回るとびっくりクリンソウが満開でした
さらに登っていくと裏見の滝、滴り落ちている滝の裏を廻り込んでいきます。
袈裟丸連峰の彼方に富士山が微かに頭を出していました。
久しぶりに大振りのカラマツソウを見ました
しっかりした梯子を登って一ノ門に着きました。この上にお山巡りへの分岐がありますが、まず庚申山を目指します。
トトロの木がありました 不思議ワールドに入った感じで癒されました。
ちょっとトラバースして尾根に向かうとサラサドウダンが鈴なりでした。
尾根を登りきると大砲付きカメラを持った方が待っていてくれました。そしてここにもコウシンソウが咲いていると教えてくれました かなり小さい花でうっかりすると見逃してしまいます。もちろんトリミングしています。
稜線を少し辿ると庚申山です。展望のない山頂ですが・・・。
この見晴らし台は素晴らしいです 鋸山と皇海山に続く緑の稜線が眩しいです
白根山まで続く国境稜線も良く見えてます。いい天気です。
お山巡り分岐まで戻ってきました。ここから奇岩怪石のハイキングコースとなります。さらにコウシンソウの自生地でもあります。果たして咲いているでしょうか。
吊り橋や梯子が整備されていて楽しみながら歩けます。
また変わった花を見つけました。調べてみるとニョホウチドリでした。最初に女峰山で採集されたのが名前の由来だそうです。
落ちてきそうな岸壁の下を通ったりもします。
めがね岩です。これも名前通りです。
コウシンコザクラが群生していました。でもかつてに比べるとめっきり少なくなってます。既に盛りを過ぎていたのかもしれません。そしてコウシンソウの自生地もいつの間にか通り過ぎていました 多分終わってしまったのでしょう。
猿田彦神社後まで周回し往路を戻って下山しました。そして一の鳥居に下りる直前にこれが 多分バンビの〇ゃ〇頭 往路では気が付かなかったのですが・・・ミステリーの山となりました。
今回歩いたルートです。花と展望の山を満喫しました。いろんな花を見ることができ、ここが花の山と再認識しました。コウシンソウは思いがけない場所に咲いていて、何とか山行目的を達成することもできました。また展望台からの国境稜線はダイナミックなロングトレースでまた歩いてみたい衝動を覚えました(もちろん無理ですが^^;)。
コウシンソウ目当ての登山者も多く、久しぶりに賑やかな山を歩けたのも新鮮でした。
2018/06/24の朝、銀山平から出発しました。初めは庚申川沿いの林道歩きです。カエデ類が多く紅葉絶景の道でもあります。
一の鳥居に到着しました。ここから登山道となります。
道は水ノ面沢に沿って続いています。
色んな名前の付いた岩があります。これは夫婦蛙岩ピッタリですね。
変わった花が咲いていました。ギンリョウソウに似ていますが・・・ 調べてみるとショウキランでした。葉緑体を持たない腐生植物です。
猿田彦神社跡を過ぎると、布団干しをしている庚申山荘に着きました。小屋前のバイオトイレは臭いもなく快適でした。
小屋の裏に回るとびっくりクリンソウが満開でした
さらに登っていくと裏見の滝、滴り落ちている滝の裏を廻り込んでいきます。
袈裟丸連峰の彼方に富士山が微かに頭を出していました。
久しぶりに大振りのカラマツソウを見ました
しっかりした梯子を登って一ノ門に着きました。この上にお山巡りへの分岐がありますが、まず庚申山を目指します。
トトロの木がありました 不思議ワールドに入った感じで癒されました。
ちょっとトラバースして尾根に向かうとサラサドウダンが鈴なりでした。
尾根を登りきると大砲付きカメラを持った方が待っていてくれました。そしてここにもコウシンソウが咲いていると教えてくれました かなり小さい花でうっかりすると見逃してしまいます。もちろんトリミングしています。
稜線を少し辿ると庚申山です。展望のない山頂ですが・・・。
この見晴らし台は素晴らしいです 鋸山と皇海山に続く緑の稜線が眩しいです
白根山まで続く国境稜線も良く見えてます。いい天気です。
お山巡り分岐まで戻ってきました。ここから奇岩怪石のハイキングコースとなります。さらにコウシンソウの自生地でもあります。果たして咲いているでしょうか。
吊り橋や梯子が整備されていて楽しみながら歩けます。
また変わった花を見つけました。調べてみるとニョホウチドリでした。最初に女峰山で採集されたのが名前の由来だそうです。
落ちてきそうな岸壁の下を通ったりもします。
めがね岩です。これも名前通りです。
コウシンコザクラが群生していました。でもかつてに比べるとめっきり少なくなってます。既に盛りを過ぎていたのかもしれません。そしてコウシンソウの自生地もいつの間にか通り過ぎていました 多分終わってしまったのでしょう。
猿田彦神社後まで周回し往路を戻って下山しました。そして一の鳥居に下りる直前にこれが 多分バンビの〇ゃ〇頭 往路では気が付かなかったのですが・・・ミステリーの山となりました。
今回歩いたルートです。花と展望の山を満喫しました。いろんな花を見ることができ、ここが花の山と再認識しました。コウシンソウは思いがけない場所に咲いていて、何とか山行目的を達成することもできました。また展望台からの国境稜線はダイナミックなロングトレースでまた歩いてみたい衝動を覚えました(もちろん無理ですが^^;)。
コウシンソウ目当ての登山者も多く、久しぶりに賑やかな山を歩けたのも新鮮でした。
2018-06-30 20:34
nice!(42)
コメント(20)
こんばんは、コウシンソウは早く咲いてしまったのでしょうか。でもコウシンコザクラやクリンソウの群落といった季節の花を楽しめたのはよかったですね。やはり、庚申山はいい山ですね。展望台からの眺めをみると鋸の尾根に誘われますね。スリル満点で怖かったけど楽しかった。(笑) 庚申山荘、自炊ですがなんとなく落ち着く山荘です。のんびりと2泊くらいで出かけてみたいです。花も見れるし、スリルもあるし!(^^)!
by Jetstream (2018-06-30 22:49)
コウシンソウにコウシンコザクラ、ニョホウチドリまで!
こちらの山には独特の植生があるのですね。
会いたいなぁ。羨ましい~♪
by よしころん (2018-07-01 06:16)
花は知らないのが多いのですが、どれも愛らしいですね
そして変化のあるコースとお見受けしました。
距離も長かったのですね
頂上は最近木々に覆われて展望が良くないところもありますが
見晴らし台からの眺めが最高!
by majyo (2018-07-01 07:16)
あー行きたい、行きたい、行きたい。
おはようございます^^
このお山、登山予定の数日前に腰を痛めてあえなくキャンセル。
コウシンソウも見たいし、お花のお山は良いですよね~
by mimimomo (2018-07-01 07:17)
庚申山は独特な花の特産地なのでしょうか羨ましい限りです。
まだ見ぬ花を見て、目が点になってしまいました。
by g_g (2018-07-01 07:51)
この山には、コウシンソウをはじめ、珍しい花が多いですね~。
ショウキランもしばらく見ていませんでした。ニョホウチドリも初めて知りました。
by drumusuko (2018-07-01 17:46)
皆さん、niceやコメントありがとうございます。
Jetstreamさん
コウシンソウは稜線際に咲いていたのも終わりかけでした。
お山巡りコースのは多分終わってしまったと思います。
でも他にもいろんな花が咲いて楽しませてくれました。
>鋸の尾根に誘われますね。
皇海山にのぼられたJetさんはそうでしょうね。
鋸11峰は歩き甲斐のある尾根です。
庚申山荘は泊まったことありませんが、落ち着けますか。
皇海往復してまた泊まるのもいいでしょうね。
よしころんさん
>こちらの山には独特の植生があるのですね。
そうかもしれませんね。
フットワークの軽いよしころんさんですから、ぜひお出かけください。
凄い傑作が取れるかも・・・ ^^
majyoさん
若い頃はそうでもなかったのですが、山に行くと花の名前を覚える楽しみが増えました。
仰る通り、変化のあるコースです。
でも梯子や鎖がしっかりしているので不安はありません。
頂上近くの見晴らし台での眺めは素晴らしかったですね。
梅雨が続いた後の晴れ間ですから、ことさら美しく感じました。
by tochimochi (2018-07-01 21:28)
mimimomoさん
庚申山に行く予定があったのですね。
腰を痛めたとは残念です。
コウシンソウはなかなか見れない花ですから、天気とタイミングの見極めが大事です。
今回は予想外のところに咲いてました。
他の花も素晴らしかったです。
g_gさん
>庚申山は独特な花の特産地なのでしょうか
そうかもしれませんね、珍しい花が見られました。
>まだ見ぬ花を見て、目が点になってしまいました。
それは光栄です ^^
drumusukoさん
>この山には、コウシンソウをはじめ、珍しい花が多いですね~。
そう思います、見たことないな~と思って色々調べてしまいました。
ショウキランはご存知でしたか、ギンリョウソウのほかにも葉緑体がない花があると初めて知りました。
by tochimochi (2018-07-01 21:35)
また昔のような、スカイ山めぐりを期待してます。^^
by のら人 (2018-07-01 22:15)
素晴らしい青空に新緑!
そして可憐な花々。
最高の初夏の山旅ですね。
遠く富士山を望み、何といっても存在感たっぷりの皇海山!
庚申山荘の布団干しは、これまた絶景ですね。
by 伊閣蝶 (2018-07-03 22:00)
のら人さん
>また昔のような、スカイ山めぐり
またまたぁ、ご冗談を ^^
無理ですって(✖✖)
伊閣蝶さん
梅雨が明けたかのような青空に素晴らしい新緑でした。
花も予想外に咲いていて大満足でした。
2W待っただけに感動もひとしおでした。
富士山もかすかながら見えたのも良かったです。
庚申山荘の布団干しは壮観でした ^^
by tochimochi (2018-07-03 22:22)
花の多いコースですね^^
皇海山に続く緑の稜線、歩きたくなる稜線です^^
by joyclimb (2018-07-04 20:59)
わ轍巡りをしたときに、足尾銅山の駅にコウシンソウの写真が貼ってありました。
この地域の山にあるというこの花を一度見たいと思いますが、結構厳しい山ですね。
コウシンコザクラもあるんだあ、きれいなお花がいっぱいですね。
サラサドウダンが鈴なりもみて観たいです。
by はるか (2018-07-05 20:55)
joyclimbさん
コウシンソウ目的だったのですが、予想外に多くの花が見られました。
ここから皇海山は変化に富んだお勧めのルートです。
ぜひお出かけください。
はるかさん
足尾はわ鉄でお馴染みのところですね。
庚申山は厳しくはないですよ。
ツアーの方たちも多く入ってます。
コウシンソウのほかにも多くの花が見られて満足の山行でした。
機会があればお出かけください。
by tochimochi (2018-07-07 21:07)
コウシンソウ、シロヤシオがまだ残っている時期に
満開だった記憶があります。
今回は少々遅かったかもしれませんね。
でも少しでも見られて良かったですね。
ニョホウチドリは私はまだ見たことがありません。
見てみたいです。
クリンソウの群生は見事ですよね。
by nousagi (2018-07-09 10:58)
ズミでは?
ありがとうございます。
ズミとは花の大きさ、葉の形が異なっていました。
https://yoshikoronron2.blog.so-net.ne.jp/2018-06-09
by よしころん (2018-07-10 08:51)
よしころんさん
>ズミとは花の大きさ、葉の形が異なっていました
なるほど花の付き方も違ってますね。
失礼いたしました ^^;
by tochimochi (2018-07-10 21:09)
おはようございます^^
当地東京より少しは良いようですが、毎日暑いです。
そちらは少しは涼しいかしら。
お山も高い所じゃないと大汗かきますね。
by mimimomo (2018-07-16 06:47)
コウシンソウ、かわいらしいお花ですね。
by テリー (2018-07-20 20:38)
mimimomoさん
こちらも半端なく暑いです。
お山に登っても風が吹かないとじりじり焼かれてしまいます ^^;
テリーさん
コウシンソウはすごく小さい花です。
かわいらしい花ですが食虫植物です。
by tochimochi (2018-07-20 22:22)