秘密の花園 [登山]
ブロ友のnさんから秘密の花園への招待を受けました。何でも福寿草が群生しているそうです。しかし集合場所は埼玉の山奥、ちょっと遠いです。しかし『秘密の・・・』という誘惑には勝てず参加することにしました。
2016/03/22の朝、意外と流れがスムーズで、ほぼ時間通りに到着しました。メンバーは4名です。
そこから不思議なオブジェがあちこちにある民家脇を抜けて出発しました。
最初は山腹に付けられたトラバース道をいきます。踏み跡がかなり細いところもあり要注意です。しかし山行回数では群を抜くKNさん、スタスタと歩いて行きました。
道はやがて沢筋に近づいてきました。ここでnさんは目ざとくハナネコノメソウを見つけました。知らないと見過ごしてしまうくらい小さな花ですが、マクロで見るとかわいいです。
この沢には雪解け水が流れています。kさんが古いワサビ田の看板を見つけました。きれいで冷たい水を好みますから、ぴったりの環境だったでしょう。
途中下りてきた方に花園までの時間を聞くと30分ぐらい・・・しかし30分後に下りてきた方にまた聞くと30分ぐらい・・良くあることです
標高を上げるにつれて雪渓もでてきました。急登で滑りがちですが、踏み抜きも何度か・・・
それでもようやく花園に着きました
元々大きな花ですが、アップにするとさらに迫力がでてきます。
ここだけでなくあちこちに群生がありました。下山して地元の方に聞いてみると江戸時代からあったそうでさらに大きな群落だったようです。
ここで休憩としましたが意外と寒いです。向かいの枝尾根に上がり、さらに登って稜線にでました。広い稜線を歩くと大ドッケです。しかし標識にもそれらしい文字はありません。
後で調べてみるとドッケとは尖った峰を意味するそうですが、そのような雰囲気はありませんでした。
周辺はブナの自然林となっており、錦秋も期待できそうな雰囲気です。
さてここからは一本調子の下りです。傾斜もそれなり露岩もなし、駆け下りるには絶好のコンディションです。久しぶりにやってみました
途中には鉄塔がありました。広々として暖かく、ここでのんびりと休憩しました。
ここからさらに尾根伝いにいく予定でしたが、眼下に登りで通った道が見えてきたため下りてしまいました
今回歩いたコースです。けっこう周知されているようですので公開しました。ただし入る場合は花園には細心の注意をお願いします。標高差で900m、沢筋に入ってからはほぼ直登ですから意外ときつい登りでした。でもそれだけに花園に着いた時の感激は一汐でした。
尾根を忠実に詰めるのが私のポリシーです。下りでは最後の最後ですっきりしないコース取りとなってしまいました。
下山して地元の方にいろいろとお話を聞くことができました。この花は青空の下で見ると黄金色に輝くそうです。他にも3名ほどいましたが、青空を待っているようでした。でも私にはこれで十分でした。それに寒かったし・・・
2016/03/22の朝、意外と流れがスムーズで、ほぼ時間通りに到着しました。メンバーは4名です。
そこから不思議なオブジェがあちこちにある民家脇を抜けて出発しました。
最初は山腹に付けられたトラバース道をいきます。踏み跡がかなり細いところもあり要注意です。しかし山行回数では群を抜くKNさん、スタスタと歩いて行きました。
道はやがて沢筋に近づいてきました。ここでnさんは目ざとくハナネコノメソウを見つけました。知らないと見過ごしてしまうくらい小さな花ですが、マクロで見るとかわいいです。
この沢には雪解け水が流れています。kさんが古いワサビ田の看板を見つけました。きれいで冷たい水を好みますから、ぴったりの環境だったでしょう。
途中下りてきた方に花園までの時間を聞くと30分ぐらい・・・しかし30分後に下りてきた方にまた聞くと30分ぐらい・・良くあることです
標高を上げるにつれて雪渓もでてきました。急登で滑りがちですが、踏み抜きも何度か・・・
それでもようやく花園に着きました
元々大きな花ですが、アップにするとさらに迫力がでてきます。
ここだけでなくあちこちに群生がありました。下山して地元の方に聞いてみると江戸時代からあったそうでさらに大きな群落だったようです。
ここで休憩としましたが意外と寒いです。向かいの枝尾根に上がり、さらに登って稜線にでました。広い稜線を歩くと大ドッケです。しかし標識にもそれらしい文字はありません。
後で調べてみるとドッケとは尖った峰を意味するそうですが、そのような雰囲気はありませんでした。
周辺はブナの自然林となっており、錦秋も期待できそうな雰囲気です。
さてここからは一本調子の下りです。傾斜もそれなり露岩もなし、駆け下りるには絶好のコンディションです。久しぶりにやってみました
途中には鉄塔がありました。広々として暖かく、ここでのんびりと休憩しました。
ここからさらに尾根伝いにいく予定でしたが、眼下に登りで通った道が見えてきたため下りてしまいました
今回歩いたコースです。けっこう周知されているようですので公開しました。ただし入る場合は花園には細心の注意をお願いします。標高差で900m、沢筋に入ってからはほぼ直登ですから意外ときつい登りでした。でもそれだけに花園に着いた時の感激は一汐でした。
尾根を忠実に詰めるのが私のポリシーです。下りでは最後の最後ですっきりしないコース取りとなってしまいました。
下山して地元の方にいろいろとお話を聞くことができました。この花は青空の下で見ると黄金色に輝くそうです。他にも3名ほどいましたが、青空を待っているようでした。でも私にはこれで十分でした。それに寒かったし・・・
2016-03-25 22:18
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コメント(18)
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なんだ!先輩も一緒だったんですね。^^
しかし寒そうなのは、伝わってきます。
まだまだ冬眠からは目覚めてはいけませんね!
命の危険を感じます。(笑)
by のら人 (2016-03-26 03:54)
おぉ~! tochimochiさんもご一緒だったのですね!
2度ほど訪れていますが、やはり今年はかなり早かったようですね。
お二人の記事を拝見してまた訪ねてみたくなりました^^
by よしころん (2016-03-26 07:25)
久しぶりの訪問になってしまいました。
この福寿草を見たいです。
もう見れない気がしてきました。
此方はまだ寒くて・・・
桜もさいていません。
お二人の記事を拝見していきたい雰囲気です^^
by ひろたん (2016-03-26 09:22)
青空の下で見てみたい花ですね。
私も秘密の場所いくつかあったんですが、猪にかなりあらされて
しまい、見ることが出来無い花もあります、何時までも残しておきたい花園ですね。
by g_g (2016-03-26 11:04)
よしころんちゃんと同じことを思っておりました。
あいにく若草プラス大人たちがこちらに行った時は、私は体調不良でひだまりさんと二人近くを散策してみなさんとは別行動でした。
Nさんのブログを拝見して、私も行けばよかったなあと、よしころんちゃんが再び行く時に連れて行ってもらおうと思っています。
一面フクジュソウ美しかったことでしょう。
ここはずっと秘密の花園であってほしいですね。
by はるか (2016-03-26 13:51)
こんばんは^^
今日は高尾山を歩いてきて、ご訪問が遅くなりました<(__)>
完全に自生なんですね~それだけでも大きな価値がありそうです。
by mimimomo (2016-03-26 18:12)
埼玉のどこだろう?と地図を縮小してわかりました
これはマイナールートですね。
やはり雪がありましたか。湖の先から大持山へ登ったことがありますが
バリエーションでした。
人には出会わない山でしょう。良いなあ・・・・
もう出来ないなあ
by majyo (2016-03-26 19:50)
こんばんは、秘密の花園に誘われて(笑)、秩父の方までお越しでしたか。!(^^)! これだけの大群生は見事、誰しも見たくなりますが。。
皆さん兵揃い、どんどんバリで山奥に行かれますね。 GPSのトラックがないと私は不安です。 (笑)
by Jetstream (2016-03-26 21:19)
遠いところ、はるばるお疲れ様でした。
福寿草咲いていてよかったです。
毎回、あの沢の登りはキツイです。
おまけに下山ではランランラン・・・
楽しかったで~す。(^^;)
by nousagi (2016-03-27 10:01)
すごーいフクジュソウの群生ですね~!!
これだけの群生は、あまりないと思います。確か、福島県の山都にも同じような群生地があったと記憶してますが・・・。
ハナネコノメも可憐でかわいいですね!!
by drumusuko (2016-03-27 10:32)
福寿草!図鑑でしか見たことがありません(^^ゞ
直に見てみたいです!!!
by ぷらすけ (2016-03-27 21:42)
皆さん、niceやコメントありがとうございます。
のら人さん
そうなんです、秘密の誘惑に惑わされてしまいました ^^
この日は寒かったです。何しろ雪渓の上だし、曇ってるし・・・。
もう冬眠から覚めたではありませんか。
これからの活躍、期待しています。
よしころんさん
>2度ほど訪れています
そうだったのですか、もう秘密ではなくなっているようですね。
でも地元の方も親切でした。
天気がいいときにまた訪ねてみたいです。
ひろたんさん
>此方はまだ寒くて・・・
え~、そちらの方が暖かいのではないのですか!
桜はこちらもこれからです。
ちょっと遠いですが、機会があれば行ってみてください。
g_gさん
>青空の下で見てみたい花ですね。
その通りです、輝くそうです。
ここにはイノシシは来ないと思いますが、鹿は心配ですね。
いつまでも残して置きたいところです。
はるかさん
やはり行こうとはしていたのですか。
若草女子会ですものね。
よしころんさんも再訪したいそうですから、ぜひ行ってみてください。
>一面フクジュソウ美しかったことでしょう。
ほんとに見事でした。
ただ秘密の・・・ではなくなっているようです。
でもいつまでも残しておきたいところです。
mimimomoさん
>完全に自生なんですね~
そうです、そして広範囲で見事です。
機会があればぜひ行ってみてください。
majyoさん
>これはマイナールートですね。
何しろ秘密の花園ですから・・・^^
この辺も歩いたことがあるのですね。
バリエーションにもいろいろあります。
私が目指してるのはバリもどきです ^^;
人に会うことは少ないですが・・・。
majoさんもまだまだでしますよ。
Jetstreamさん
>誰しも見たくなりますが。。
その通りです、Jetさんもぜひ ^^
ここはバリルートではないですよ。
ほとんどルートがついてます。
既に秘密の・・・ではなくなっていますね。
でもいつまでも残しておきたいところです。
nousagiさん
>はるばるお疲れ様でした。
いえいえ、やはりそれだけの甲斐がありました。
見事な群生を堪能しました。
>毎回、あの沢の登りはキツイです。
確かにあそこは急傾斜ですね。
でも顔は余裕でしたよ。
>下山ではランランラン・・・
うまい、さすがです ^^;
drumusukoさん
>すごーいフクジュソウの群生ですね~!!
ほんとに見事でした。
あちこちにも探せばあるのでしょうね。
ぜひご紹介ください。
ハナネコノメソウは初めて見ました。
あんなに小さいとは思いませんでしたが。かわいい花ですね。
by tochimochi (2016-03-27 21:51)
素晴らしいフクジュソウの大群生ですね。天気が良かったらさらにフクジュソウが微笑んでいたことでしょう。
>標高差で900m、沢筋に入ってからはほぼ直登
残雪もあって結構たいへんですね。
トレランもやりますか?(笑) 気持ちの良い山行では走りたくなることもありますね。
by ヴェール (2016-03-28 20:59)
ぷらすけさん
福寿草は山林に生育する花ですから、ちょっと足を延ばせば見れると思いますが。
ネットで自生地を調べるのが一番です ^^
ヴェールさん
けっこうな登りでした。
おまけに残雪では滑りやすいし。
トレランはやりません。
とでもあのスピード、持久力にはついていけません。
by tochimochi (2016-03-28 22:51)
斜面一面のフクジュソウの群落、とても見事です^^
雪渓の更に上に花園がある、ちょっと不思議な感じです。
by joyclimb (2016-03-29 23:20)
フクジュソウは大好きな花ですが、群生して花を咲かせているところにはまだ出会えていません。
秘密の花園という魅惑的なお題に惹かれましたが、正にその通りです。
これはぜひとも拝見したい。
by 伊閣蝶 (2016-04-02 16:52)
すごい群生ですね、一度見たいものです。
by テリー (2016-04-08 21:55)
joyclimbさん、伊閣蝶さん、テリーさん
確かに大きな花園でした。
雪渓を越えてかなり登っていきますから、たどり着いた時の感激は一汐でした。
by tochimochi (2016-04-11 22:52)