三岩岳~会津駒・避難小屋まで [登山]
1月に雪山デビューを果たした友人からメールがありました。南会津の三岩岳から会津駒まで縦走したいそうです。夏に三岩岳に登った時に、会津駒までの稜線は残雪期限定のルートになると聞いたのだとか・・・。そうは言ってもきつそうだし・・・でも私にとっても歩きたいルートの一つ、迷った末に行くことにしました。
2019/05/04の朝、三岩岳登山口から出発しました。
芽吹きも始まって気持ちのいい尾根道でした。
初見の花が咲いていました。イワナシでしょうか。
イワウチワも咲いていました。白とピンクの大粒花でした。
尾根沿いにず~っとイワウチワロードでした
樹林が切れると、西側に真っ白い三岩岳が眺められました。感動です
急登になってきました今日は避難小屋泊の予定ですが、それでも1050mの標高差を登らなければいけません
標高1100mに近くなると雪尾根になりました。
適度にしまった湿雪でアイゼンは要りませんが、きつい登りです 早くも下りてくる方がいました。巽沢山から登って避難小屋に泊まったそうです。1階は埋もれてるので2階の窓から出入りしたそうです。
いったん緩くなりましたが、黒檜沢分岐を過ぎるとまたきつくなりました。
あそこまで登れば緩やかに・・・なるのか・・・
少し緩くなりました。雄大な眺めです
突然スキーヤーが下りてきました。でも撮り損ねた・・・シュプールは見えるでしょうか。
と思ったら止まってくれました この雄大な尾根を滑るのは気持ちよさそうです。もっと以前にこの尾根を知っていれば私も滑っていたかも・・・。
それからさらに1時間後、ようやく避難小屋に到着しました。何と1階の窓が開通してステップまで作られていました。作ってくれたのは朝日連峰・鳥原避難小屋の管理人ご夫妻です。昨日から滞在していて、今日はポチ君も一緒に駒の小屋までビールを買いに往復してきたそうです。ポチ君と遊んでいるのは先行していたソロの方です。食事前にいろんな山談義で盛り上がりました
夕食後、夕景を見に出てみました。サンセットに間に合いました。「遠き山に陽は落ちて」の情景でした。
北側に目を転じると、端正な窓明山が茜雲をバックに微笑んでいました
今回歩いたルートです。距離は短いですが、登り一方のきつい歩きでした。でも踏み抜きも無く滑ることも少ない快適な雪尾根でした。雪山ならではの雄大な景色に見とれることもありました。
出会いもありました。スキーヤーとの出会いは忘れていた感覚を呼び覚ましてくれました。そして何と言っても避難小屋での出会いです。さすがに山小屋の管理人、いろんな話をご存知でした。避難小屋で泊まることの楽しさをまた味わいました。
2019/05/04の朝、三岩岳登山口から出発しました。
芽吹きも始まって気持ちのいい尾根道でした。
初見の花が咲いていました。イワナシでしょうか。
イワウチワも咲いていました。白とピンクの大粒花でした。
尾根沿いにず~っとイワウチワロードでした
樹林が切れると、西側に真っ白い三岩岳が眺められました。感動です
急登になってきました今日は避難小屋泊の予定ですが、それでも1050mの標高差を登らなければいけません
標高1100mに近くなると雪尾根になりました。
適度にしまった湿雪でアイゼンは要りませんが、きつい登りです 早くも下りてくる方がいました。巽沢山から登って避難小屋に泊まったそうです。1階は埋もれてるので2階の窓から出入りしたそうです。
いったん緩くなりましたが、黒檜沢分岐を過ぎるとまたきつくなりました。
あそこまで登れば緩やかに・・・なるのか・・・
少し緩くなりました。雄大な眺めです
突然スキーヤーが下りてきました。でも撮り損ねた・・・シュプールは見えるでしょうか。
と思ったら止まってくれました この雄大な尾根を滑るのは気持ちよさそうです。もっと以前にこの尾根を知っていれば私も滑っていたかも・・・。
それからさらに1時間後、ようやく避難小屋に到着しました。何と1階の窓が開通してステップまで作られていました。作ってくれたのは朝日連峰・鳥原避難小屋の管理人ご夫妻です。昨日から滞在していて、今日はポチ君も一緒に駒の小屋までビールを買いに往復してきたそうです。ポチ君と遊んでいるのは先行していたソロの方です。食事前にいろんな山談義で盛り上がりました
夕食後、夕景を見に出てみました。サンセットに間に合いました。「遠き山に陽は落ちて」の情景でした。
北側に目を転じると、端正な窓明山が茜雲をバックに微笑んでいました
今回歩いたルートです。距離は短いですが、登り一方のきつい歩きでした。でも踏み抜きも無く滑ることも少ない快適な雪尾根でした。雪山ならではの雄大な景色に見とれることもありました。
出会いもありました。スキーヤーとの出会いは忘れていた感覚を呼び覚ましてくれました。そして何と言っても避難小屋での出会いです。さすがに山小屋の管理人、いろんな話をご存知でした。避難小屋で泊まることの楽しさをまた味わいました。
2019-05-12 07:23
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コメント(11)
こんにちは^^
きつい山と言うより周りの雄大さや、避難小屋での人との出会い、
語らいや景色が印象深いお山のような感じがしますが^^
素晴らしいですね。
by mimimomo (2019-05-12 16:06)
出来る事なら歩いて見たい雄大なところですね。
持病があるのでキツい登りは遠慮しますが
歩いて見たい気持ちだけは持っていたいと思っています。
by g_g (2019-05-12 20:56)
皆さん、niceやコメントありがとうございます。
mimimomoさん
雄大さを感じていただきありがとうございます。
積雪期の山は夏とは印象が全く違って見えますね。
こういう時期にこの山を訪れる人は多くはないと思います。
そこで出会った方々との語らいは多くを得られますね。
素晴らしい山でした。
g_gさん
積雪期の山は雄大に見えますね。
共感していただき、ありがとうございます。
天気が良かったのも幸運でした。
by tochimochi (2019-05-12 21:31)
残雪期の三岩岳~会津駒、一度歩いてみたいところなのですが^^;
避難小屋泊の楽しさを思い出しました^^
星空も綺麗だったのでは☆
素敵な景色をありがとうございました^^
by よしころん (2019-05-12 21:53)
この時期ならではのルートですね。
素晴らしい。イワウチワやイワナシもたくさん咲いていて、
よいですね。
会津駒に登るたびに、「この稜線を歩けたら楽しそう~」と思うのですが、残雪期は私にはとても無理です。
tochiochiさんのブログで楽しませていただきました。
by はるか (2019-05-13 00:07)
夏山とは全く次元の相違する、行程ですね。^^
多分、出会う人も、次元が違う筈ですが、そこに溶け込めるのはやはり、それなりのクライマーとしての経験なんでしょうね。^^
by のら人 (2019-05-13 03:37)
残雪期限定のルートなんていいですね。あこがれます。名山のなかにも残雪期でなければヤブで通れない制覇出来ない靴難しい山が幾つかあります。この様なルートと避難小屋泊りならではの出会い、眺めが見れるのは羨ましいです。一昨日登った山から会津駒ヶ岳の稜線がまっ白でした。続編楽しみです。(*^o^*)
by Jetstream (2019-05-13 08:08)
行きたい行きたいと、
ずっと言っていた人がいましたが・・・(^^;)
気持ちはわかりますね。
感動間違いなしの山行ですね。
by nousagi (2019-05-13 11:25)
やはりすごい雪ですね~!
でも青空と残雪が映えますね!イワナシは、もう咲いているんですね~。イワウチワの群生も素晴らしい!!
by drumusuko (2019-05-13 18:11)
よしころんさん
駒の小屋に泊まれば装備は軽量化できます、ぜひ!
避難小屋泊は楽しいですね、いろんな話が聞けました。
でも星空は曇ってしまって見えませんでした ^^;
はるかさん
>この時期ならではのルートですね。
その通りです、イワウチワも今が盛りでした。
きつい登りも雄大な眺めで癒されました。
そして稜線歩きはすごく楽しいものでした。
のら人さん
>夏山とは全く次元の相違する行程
確かに無雪期には歩けませんからね。
でも歩きは困難なものではありません、楽しいものでした。
思いを同じくする方たちとの出会いも良かったです。
by tochimochi (2019-05-13 22:43)
Jetstreamさん
>残雪期限定のルートなんていいですね。
その通り、良かったです。
無雪期は眺めるだけだった伸びやかな稜線を歩けるのは憧れでもありました。
さらに避難小屋泊が出会いをもたらしてくれました。
ここまできつかったですが苦労が報われました。
nousagiさん
>ずっと言っていた人がいましたが・・・(^^;)
もしかしてKNさんですか ^^
ほんとに感動の稜線でした。
drumusukoさん
たっぷりの雪で眺めは最高でした。
晴天に恵まれたのが良かったです。
イワウチワの群生はすごかったです
さらにイワナシが見れたのも良かったです。
by tochimochi (2019-05-15 17:39)