湯川渓谷・アイスクライミング体験 [登山]
新型コロナもオミクロン株の登場で第6波が猛威を振るっています。昨年の秋ころには終息感もあったのですが、あっという間に急拡大してしまいました。自衛手段としては3密回避とワクチンの追加接種しかありません。
私も本日3回目の接種を完了しました。1,2回はファイザーだったのですが、今回はモデルナしか選択肢がありませんでした。副反応は肩の痛みが出てきていますが、もともと肩痛が有ったためダブルパンチとなりました
そんな折、長野県の湯川渓谷に氷柱見物を誘われました。
湯川渓谷は八ヶ岳連峰根石岳・硫黄岳に源を発し、南牧村JR小海線・海尻駅の近くで千曲川に合流する長さ10キロメートル余りの渓谷です。冬になると、渓谷には巨大な氷柱群が現れ周囲を圧倒、北八ヶ岳の伏流水が作り上げた氷の芸術は壮観だそうです。
移動の自粛も要請されていますが、たまには息抜きも必要です。3密回避とマスク着用で細心の注意を払いながら行って観ることにしました。
2022/02/06の朝、灯明の湯の先の駐車場から出発しました。メンバーは7名です。そこから湯川沿いの林道を歩いていきますがアイスバーン化した道に薄っすらと雪の積もった道です。度々足を取られてしまいました
氷柱群エリアに着いてみると確かに凄い、氷の神殿でした
こちらはまさにブルーアイスになってました
見物ばかりもしていられません。支点作りに時間を取られてしまいましたが、登攀開始となりました
メンバーの雄姿を掲載します。
パワークライムでした
足の置き方が決まってます
難しい所に挑戦していました。
ここまで登れば安心です。
場所を変えました。
見るからにスムーズな登りでした
ダイナミックに登って行きました。
慎重にバイルとアイゼンの打ち込み場所を探していきました。
他のメンバーはともかく私にとっては格好の悪いクライミングとなってしまいました いやクライミングとはおこがましい、何度も落ちながらようやく支点まで辿り着きました。アイスクライミングは左右のアイゼンの前爪と2本のバイルを氷に打ち込んで登って行きますが、前爪が氷に全く打ち込めませんでした。
調べてみるとアイスクライミングには専用のアイゼンがあります。写真後列の縦走用のものは前爪が横になっていますが、アイスクライミング用は縦になっています。さらに手前のモノポイントと中央のデュアルポイントがあります。
でも他のメンバーは縦走用のアイゼンでも変わりなく登っていました。あの硬い氷に横爪を打ち込んでも刺さるとは思えません 氷に立つ際のフォームの問題が大きいと思います。さらに刺すのではなく置きに行くという感覚が必要なのかなと思っています。しかし氷瀑と違って氷柱は垂直に近く、置きに行く凸凹も見つけることは難しいものでした。私にとっては挫折感の大きい体験でした。
私も本日3回目の接種を完了しました。1,2回はファイザーだったのですが、今回はモデルナしか選択肢がありませんでした。副反応は肩の痛みが出てきていますが、もともと肩痛が有ったためダブルパンチとなりました
そんな折、長野県の湯川渓谷に氷柱見物を誘われました。
湯川渓谷は八ヶ岳連峰根石岳・硫黄岳に源を発し、南牧村JR小海線・海尻駅の近くで千曲川に合流する長さ10キロメートル余りの渓谷です。冬になると、渓谷には巨大な氷柱群が現れ周囲を圧倒、北八ヶ岳の伏流水が作り上げた氷の芸術は壮観だそうです。
移動の自粛も要請されていますが、たまには息抜きも必要です。3密回避とマスク着用で細心の注意を払いながら行って観ることにしました。
2022/02/06の朝、灯明の湯の先の駐車場から出発しました。メンバーは7名です。そこから湯川沿いの林道を歩いていきますがアイスバーン化した道に薄っすらと雪の積もった道です。度々足を取られてしまいました
氷柱群エリアに着いてみると確かに凄い、氷の神殿でした
こちらはまさにブルーアイスになってました
見物ばかりもしていられません。支点作りに時間を取られてしまいましたが、登攀開始となりました
メンバーの雄姿を掲載します。
パワークライムでした
足の置き方が決まってます
難しい所に挑戦していました。
ここまで登れば安心です。
場所を変えました。
見るからにスムーズな登りでした
ダイナミックに登って行きました。
慎重にバイルとアイゼンの打ち込み場所を探していきました。
他のメンバーはともかく私にとっては格好の悪いクライミングとなってしまいました いやクライミングとはおこがましい、何度も落ちながらようやく支点まで辿り着きました。アイスクライミングは左右のアイゼンの前爪と2本のバイルを氷に打ち込んで登って行きますが、前爪が氷に全く打ち込めませんでした。
調べてみるとアイスクライミングには専用のアイゼンがあります。写真後列の縦走用のものは前爪が横になっていますが、アイスクライミング用は縦になっています。さらに手前のモノポイントと中央のデュアルポイントがあります。
でも他のメンバーは縦走用のアイゼンでも変わりなく登っていました。あの硬い氷に横爪を打ち込んでも刺さるとは思えません 氷に立つ際のフォームの問題が大きいと思います。さらに刺すのではなく置きに行くという感覚が必要なのかなと思っています。しかし氷瀑と違って氷柱は垂直に近く、置きに行く凸凹も見つけることは難しいものでした。私にとっては挫折感の大きい体験でした。
2022-02-09 21:12
nice!(30)
コメント(14)
氷の神殿ですね。寒そうですが、それに勝る標柱の眺めに惹きつけられます。登らなくとも十分楽しめそうですが、林道も簡易アイゼンくらいは着けて行かないと滑りますね。(それ以前にスタッドレスがないので、今は山間部へいけません。;;)
湯川渓谷氷瀑で検索してみたら、Youtube動画があり見てみました。Wah、こんな素晴らしいところがあるなんて(*_*)。
アイスクライミングは、普通のクライミングとはちがったコツが求められるんですね。ちょっと経験と場数を踏めば、tochimochiさんなら上達されそうです。各自がきちんと感染対策とリスクコントロールをすることで、県外移動云々は筋違いだと思います。うまく応変に楽しんで下さい。
by Jetstream (2022-02-10 00:35)
お早うございます、あじさい公園(富士山)に
コメントを有難うございました。
あじさいの花が咲いたら、あじさい公園の
フォトムービーをお届けしたいと思います。
アイスクライミング、装備や準備が大変そう、
普段は登れない滝を登るのは、気持ち良さそう
ですね(^^♪
by tarou (2022-02-10 08:15)
>見物ばかりもしていられません。支点作りに時間を取られてしまいましたが、登攀開始となりました
凄い凄い!^^ それも団体戦ですね。
自分は寒くて寒くて、見学さえも出来ません。(爆)
by のら人 (2022-02-10 09:04)
皆さん、niceやコメントありがとうございます。
Jetstreamさん
氷の神殿でしたが寒かったです。氷柱を眺めたら、このまま帰りたくなってしまいました^^;
林道はアイスバーンの上に雪が積もった状態で滑りました。この時点でアイゼンが欲しかったです。
湯川渓谷は有名なところのようですね。見に行った甲斐がありました。
アイスクライミングは道具を介して登るので普通のクライミングとは違ったコツが要りそうです。これからどうするかは思案中です。
各自がきちんと感染対策とリスクコントロールをすることが大事ですね。Jetさんに叱られると思っていましたがご理解いただいて嬉しいです。
tarouさん
あじさい公園のフォトムービー楽しみにしております。
アイスクライミングはそれなりの装備が要りますね。こんかいはおかりしましが^^;
氷柱は垂直に近いので普通のクライミングとは勝手が違いました。でもいい経験をしたと思ってます。
のら人さん
団体で楽しんできました。でも支点作りを待っている間は寒かったです。
アイスクライミングはコツを掴まないと難しいですね。どうしようか思案中です。
by tochimochi (2022-02-10 20:28)
素晴らしい氷瀑ですね。
見物と表記してあったのに、登られたのですか!
凄いです。
僕にはアイスクライミングは全く未知の世界(笑)。
赤岳鉱泉のアイスキャンディーも見てはいますが、
ただ感心して魅入るだけ(笑)。
そういえば地元に近い御在所にもありました(笑)。
アイゼンもアイスクライム用の爪があるんですね。
by ぼの (2022-02-10 23:43)
凄い !!! 年寄りはただ驚くだけしか出来ない。
by enosan (2022-02-11 11:10)
ぼのさん
>素晴らしい氷瀑ですね。
でしょう、氷の神殿に魅せられて登ってしまいました。
アイスクライミングは初体験でしたが、普通のクライミングとは勝手が違いました。挫折感いっぱいでしたが、いい体験でもありました。
アイゼンはアイスクライミング専用のものがありますね。確かにこれなら刺さりも良くて安定して立てそうですが、基本はフォームが大事と思います。
機会があればチャレンジしてみてください。
enosanさん
アイスクライミングは普通のクライミングとは勝手が違いました。
挫折感いっぱいでしたが、いい体験でもありました。
by tochimochi (2022-02-11 20:01)
氷柱のクライミング、お疲れ様でした。それにしてもすごいの一言、初めて巨大な氷柱を見ましたし、そこを登ること自体、驚きです(^^♪。
by drumusuko (2022-02-12 11:13)
drumusukoさん
巨大な氷柱群は見事でした。
氷柱のクライミングは普通のクライミングとは勝手が違って大分苦労しました。でもいい経験になりました。
by tochimochi (2022-02-12 20:22)
充実したアイスクライミング体験となられたようで、素晴らしいなと感嘆しています。
私は、アイスクライミングから遠ざかってもう15年以上になります。
いつか復活をと思いつつも、ギア類は仕舞ったまま。忸怩たるものがあります。
仰る通り、アイスクライミング用のアイゼンは前爪が縦で、極端に蹴りこまなくても乗れるようになっていますね。
蹴りこみはバランスを崩しやすいので、オーバーアクションは禁物と教えられました。
記事を拝見し、いずれは復帰しようと決意を新たにしたところです。
by 伊閣蝶 (2022-02-13 12:20)
伊閣蝶さん
>充実したアイスクライミング体験
とんでもない挫折体験となってしまいました。
伊閣蝶さんはアイスクライミングの熟達者だったのですね。
アイゼンの前爪の形状も有りますが、フォームが全くできていませんでした。凸凹が有っても氷に乗れていませんでした。
乗るためにけり込みを行っても爪が刺さりませんでしたが、オーバーアクションでもあったと思います。
でもいい体験でした。
出身は長野でしたよね、ここは行かれたことは無かったのですか。
是非復活されてテクニックを教えてください。
by tochimochi (2022-02-13 21:37)
"氷柱"見学。見ているだけで、こちらも凍りそう!!
アイスクライミングに挑戦でしたかアイゼンが氷にうまくささらないと、大変ですね。やはり、ブルーアイスは見ているだけでいいです。
by michi (2022-02-14 10:37)
綺麗ですね。
雲竜渓谷と同じようなスケールでしょうか。
登るなんてとんでもない、
見るだけで十分満足ですが・・・。
by nousagi (2022-02-15 21:56)
nousagiさん
雲竜渓谷には行った事ないのでスケールはよく分りません。他にも氷柱群があるよう。
観るだけで十分ですよね。寒かったです。
by tochimochi (2022-02-19 16:58)